【都道府県】 北海道
【市町村】 余市郡仁木町
【面積】 167.96km2
【人口】 3,441人(2019年5月31日)
【人口密度】 20.5人/km2
【町役場】 北海道余市郡仁木町西町1丁目36-1
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概要 (説明はWikipediaより)
北海道の後志総合振興局の北部に位置し、果樹栽培が盛んな町である。
町域は余市川流域とその周りの山地である。
余市川は「し」の字を描くように、町の南東から入って北に抜ける。
川は上流で赤井川村を流れ、下流部の河口付近は余市町中心部なので、仁木町は余市川の中流に広がっていることになる。
仁木町内で両岸に1、2キロメートル幅の平地があり、最も川下にあたる町境付近では幅4キロメートルほどにもなる。
その平地は、川上の大江地区までは主に水田に利用され、仁木地区では山の裾野とともに果樹園に利用されている。
町の中心市街は仁木地区の仁木駅前と国道5号沿いに広がる。
余市川沿いの住所地名は川上側から、尾根内、長沢南、銀山、その川下に大江、さらに下流の平野に南町・東町・西町・北町となる。
余市川下流で、平地は川の東に発達し、西は狭い。
その狭い西側流域には、川上側から、然別川の合流点付近に然別、砥の川の合流点付近に砥の川、仁木町中心部と川をはさんで向かい合い旭台がある。
1920年の人口は、5476人であった。
仁木では早くからリンゴの栽培が盛んで、現在まで果樹園が広がる。
一方、大江では米作りが盛んであったので、稲と林檎が町の産業の二つの柱であった。
20世紀後半になるとサクランボ、ブドウも加えた果樹の比重が高まった。
山が多いため、耕地は町の面積の10.5%(2002年(平成14年))しかないが、主な産業は農業である。
特に仁木地区で果樹の栽培が盛んで、リンゴ、ブドウ、サクランボが作られる。
野菜も盛んに作られる。
水田は耕地の半分近くだが、農業産出額の中では13%(2002年(平成14年))にとどまる。
2030年度末の北海道新幹線新函館北斗 – 札幌間開業後は町内を経由する予定であるが、駅や信号場は設置されない。
最も重要な道路は町を南北に通る国道5号で、北に余市町、小樽市を経由して札幌市に通じ、南には共和町と連絡して遠く函館市まで通じる。
北の余市町の近くとは平地続きのため道路網が発達しているが、他の町村との連絡は経路が限られる。
国道5号は稲穂峠の下の稲穂トンネルによって南の共和町に出る。
稲穂峠に向かうため余市川を離れる国道5号からは、北海道道1022号仁木赤井川線が分岐して、なお東に余市川沿いに走り、隣の赤井川に入る。
北海道道36号余市赤井川線は冷水峠によって赤井川村と余市町を結ぶもので、仁木町を通るのは冷水峠付近のごく一部である。
余市川の左岸(西岸)を余市町から南に然別川まで通じるのが北海道道755号然別余市線で、この道道は北西に折れてポン然別川の上流にある然別の廃坑そばまで通じる。
●【山】
大黒山(724.8m)、二ツ森(679.7m)、銀山(640.5m)、頂白山(460.8m)
【河川】
余市川、砥の川、然別川、ポン然別川、大黒川、土木川
【高校】
北海道芸術高等学校
【中学校】
仁木中学校
【小学校】
仁木小学校、銀山小学校、銀山中学校、大江小学校
【JR北海道 函館本線】
銀山駅 – 然別駅 – 仁木駅
【道路】
国道5号(稲穂国道)、北海道道36号余市赤井川線、北海道道455号仁木停車場線、北海道道755号然別余市線、北海道道1022号仁木赤井川線
【文化財】
大江神社旧神殿、開拓起源、仁木村開祖者仁木竹吉翁遺稿集、毛利家開墾事務所明治15年第2年報草稿、大江村地史、大江神社鳥居の掲額、山川瀧五郎氏記念碑、仁木村開祖の碑、大江開祖粟屋貞一碑、開祖久保勘次郎翁之碑、鈴木駛郎翁頌徳碑、仁木神社境内の欅、大江神社境内の赤松群、無量寿寺境内の黒松、無量寿寺の公孫樹、仁玄寺境内の欅、女代神社境内の三幹杉、長老「祝」りんご樹、淨宣寺境内の公孫樹
【観光】
農村公園 フルーツパークにき、北明山仁玄寺、きのこ王国 仁木店
【出身有名人】
笠谷幸生(1972年札幌オリンピックスキージャンプ金メダリスト)、東和広(元スキージャンプ選手)、東昭広(元スキージャンプ選手)、東輝(スキージャンプ選手)