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【都道府県】  北海道
【市町村】  余市郡余市町
【面積】   140.59km2
【人口】  18,716人(2019年5月31日)
【人口密度】  133人/km2
【町役場】  北海道余市郡余市町朝日町26番地

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概要 (説明はWikipediaより)

北海道後志総合振興局にある町。

余市町は小樽市から車で約30分、札幌市やニセコから車で約70分、新千歳空港から車で約110分の距離に位置している。

北海道内一の生産量を誇るワイン醸造用の葡萄園(ブドウ畑)があり、「構造改革特別区域法」による「北のフルーツ王国よいちワイン特区」に認定されている。

また、日本国内で初めて民間栽培によって誕生したリンゴがあり、ナシ、ブドウ、サクランボなどの果樹園が観光農園になっている。

町内には60以上の遺跡が確認されているほか、かつてニシン漁で栄えた場所をしのぶ歴史的建造物があり、現存する唯一の運上家として復元した旧下ヨイチ運上家や当時の施設を復元した旧余市福原漁場を整備している。

ニシン漁の際に唄われた民謡「ソーラン節」は、余市町が発祥の地とされており、良好な漁場であった豊浜町に「ソーラン節発祥之地」碑がある。

北海道北西部の積丹半島基部にあって日本海に面しており、東西約20.3 km、南北約42 kmで総面積は140.59 km²ある。

町内には余市川、ヌッチ川、登川、畚部川(フゴッペ川)などが縦断しており、流域に市街地を形成している。

余市川は余市岳を源として一部の泥炭地を除き沖積土を形成しつつ日本海に注ぎ、流域ではリンゴ、ナシ、ブドウなどの果樹園や水田、蔬菜の畑が並ぶ農業地帯になっている。

また、北限のアユ生息地にもなっている。

海岸線は17 kmあり、一部はニセコ積丹小樽海岸国定公園になっている。

ローソク岩は豊浜町の沖合約500 mの海上にそそり立っているが、崩落を繰り返して現在の形になっている。

日本海を北上する対馬海流(暖流)の影響を受けるため、北海道の中では比較的温暖な気候になっている。

年間の平均気温は8℃程で日較差が大きいという特徴があるため、果物の栽培に適した気候条件になっている。

余市町の人口は、小樽市を除く後志総合振興局の町村の中では最も多くなっている。

1960年(昭和35年)をピークに減少傾向にあり、出生率の低下や若者の町外への流出が要因となって町の高齢化が進んでいる。

北星学園余市高等学校は、1988年度(昭和63年度)から全国で初めて中退時と同じ学年から編入できる「転編入受け入れ制度」を導入しており、全国各地から生徒を迎え入れているが、運営している学校法人北星学園は生徒数の減少などから条件付きで存続することを決めている。

2010年(平成22年)に北海道余市高等学校、北海道仁木商業高等学校、北海道古平高等学校を統合して開校した北海道余市紅志高等学校は、単位制総合学科を取り入れている。

2030年度末の北海道新幹線新函館北斗 – 札幌間開業後は町内を経由する予定であるが、駅や信号場は設置されない。

名産・特産には、水産物・水産加工品ではエビ、タラ、カレイ、イカ、アユ、たらこ、身欠ニシン、サケ、数の子などがあり、農産物ではリンゴ、ナシ、ブドウ、サクランボ、トマト、イチゴ、蔬菜などがある。

また、りんごのほっぺなどのジュース類、ニッカウヰスキーによる余市蒸溜所のウイスキーや日本清酒による余市ワイナリーのワイン、ウイスキー最中、りんごもなかなどもある。

【山】
毛無山 (650.4m) 、大登山 (565.0m) 、小登山 (514.7m) 、元服山 (477.3 m)、モイレ山 (65.4 m)、天狗岳 (872.3m) 、湯内岳 (654 m)

【河川】
畚部川、登川、余市川、ヌッチ川、梅川、出足平川、湯内川

【岬】
畚部岬、モイレ岬、シリパ岬、オトドマリ岬、烏帽子岬、ワッカケ岬、滝の澗岬、蛸穴の岬

【ダム】
余市ダム

【公共施設】
余市町福祉センター、余市町老人福祉センター、余市町クリーンセンター、余市町中央公民館、余市町図書館、余市町勤労青少年ホーム、余市宇宙記念館、余市町農村活性化センター(メッセ・アップルドーム)、余市町観光物産センター(エルラプラザ)、余市水産博物館、余市町温水プール、余市運動公園、余市町総合体育館、余市あゆ場公園、パークゴルフ場、竹鶴シャンツェ・笠谷シャンツェ

【高等学校】
北海道余市紅志高等学校、北星学園余市高等学校

【中学校】
余市町立東中学校、余市町立西中学校、余市町立旭中学校

【小学校】
余市町立黒川小学校、余市町立沢町小学校、余市町立大川小学校、余市町立登小学校

【保育所・保育園】
余市町立大川保育所、余市町立中央保育所、ほうりゅうじ保育園

【幼稚園】
リタ幼稚園、杉の子幼稚園、夢の森幼稚園

【特別支援学校】
北海道余市養護学校

【学校教育以外の施設】
余市自動車学校

【商業施設】
イオン余市店、ラルズマート西部店、ラルズマート入舟店、ラルズマート黒川店、生活協同組合コープさっぽろ 余市店

【JR北海道 函館本線】
余市駅

【道路】
国道5号、国道229号、北海道道36号余市赤井川線、北海道道228号豊丘余市停車場線、北海道道378号余市港線、北海道道753号登余市停車場線、北海道道755号然別余市線、北海道道1092号栄町温泉線、北後志東部広域農道(フルーツ街道)

【文化財】
フゴッペ洞窟、旧下ヨイチ運上家、旧余市福原漁場、旧下ヨイチ運上家、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所建造物9棟、西崎山環状列石、神木サイカチの木、奇岩えびす岩・大黒岩、奇岩ローソク岩、芭蕉句碑、桐ヶ谷太兵衛建立地蔵尊、庚申塚、茂入山城跡、幸田露伴句碑、シリパケールン群遺跡、旧ヤマウス稲荷社石垣階段、旧ヨイチユワナイ間山道余市口、川内漁場敷地、開村記念碑、旧今邸園、大日本果汁株式会社工場創立事務所、鐘楼門、川内漁場文書庫、茂入神社祭壇及び吊天井、ヨイチ御場所上下運上家関係古文書、蒔絵模様両開箪笥、鰐口、野口雨情書軸物、湯内漁場盛業鳥瞰図、安政年間のヨイチ鳥瞰図、林子平東邦地図、板戸「波に千鳥」、アイヌ絵、御受書、幸田露伴自筆の電報送達紙、東開和尚筆達磨絵、日像菩薩本尊銘の掛軸

【観光地】
西崎山環状列石、フゴッペ洞窟、観光農園、余市ワイナリー、余市町観光物産センター(エルラプラザ)、ジャンプ王国余市展示ホール、ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所、道の駅スペース・アップルよいち、余市宇宙記念館、余市水産博物館、歴史民俗資料館、旧下ヨイチ運上家、余市フィッシャリーナ、旧余市福原漁場、円山公園、シリパ岬、えびす岩・大黒岩、ローソク岩

【祭事・催事】
北海ソーラン祭り(7月)、余市町全日本ジュニアサマージャンプ大会・余市サマーコンバインド大会(7月または8月)、味覚の祭典(9月)、味覚マラソン(9月)

【出身人物】
相内富久(元スキージャンプ選手)、葦本祐二(チェアスキー選手)、安達晟(元ノルディックスキー選手)、違星北斗(アイヌの歌人、社会運動家)、大植三奈江(元歌手)、岡崎潤司(TBSテレビ社員。元アナウンサー)、櫂未知子(俳人)、加賀龍哉(元バレーボール選手)、桂田芳枝(数学者)、金児杜鵑花(俳人)、川俣清音(社会運動家)、川村有司(元スキージャンプ選手)、小柄義信(元余市町長)、斎藤浩哉(スキージャンプ選手)、酒井忠康(美術評論家)、坂口良子(女優)、坂本重太郎(元外交官)、左川ちか(詩人)、桜井仁(元スキージャンプ選手)、佐々木孝介(野球指導者)、佐藤昌幸(元スキージャンプ選手)、鈴木重道(歌人)、鈴木八郎(写真家)、中村裕之(衆議院議員)、根上博(元競泳選手)、浜本正勝(元陸軍軍人)、春木大輔(モデル。NORDメンバー)、藤沢隆(元ノルディック複合・スキージャンプ選手)、藤谷栄也(元NHKアナウンサー)、船木和喜(スキージャンプ選手)、本間武男(版画家、イラストレーター)、毛利信男(物理学者)、毛利衛(宇宙飛行士)、和田徹三(詩人、英文学者)

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