【都道府県】 北海道
【市町村】 檜山郡上ノ国町
【面積】 547.71km2
【人口】 4,746人(2019年9月30日)
【人口密度】 8.67人/km2
【町役場】 海道檜山郡上ノ国町字大留100
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概要 (説明はWikipediaより)
北海道南西部、檜山振興局管内最南端にある町。
檜山郡に属する。
日本海に臨む農漁業のまちである。
渡島半島の南西部、松前半島の付け根部分を占める。
西は日本海に面しており、北には檜山振興局所在地の江差町が隣接する。
東と南は大千軒岳をはじめとする松前半島の脊梁をなす山々によって渡島総合振興局管内の各町と隔てられている。
木古内町との境にある尖岳(とんがりだけ)に源を発する天の川が北西に流れ、中心市街のある町北部の海岸で日本海に注いでいる。
これに沿うようにJR江差線が通っていた。
天の川沿いに農業を、海岸沿いに漁業を主とする集落が点在している。
「天の川きららトンネル」がある。
中心市街から西に約3km行くと、海にやや突き出す形で夷王山がそびえる。
中世に松前氏の祖が勝山館を築いた地で、当時の墳墓群もある。
山頂からは日本海と上ノ国市街を一望できる。
周辺は野草の宝庫で、檜山道立自然公園の一部ともなっている。
気候は沿岸を流れる対馬海流による影響が大きく、北海道の中では非常に温暖で積雪が少ないが、雨は多い。
一年を通じて風が強く小規模ながら風力発電も行われている。
2000年国勢調査によれば上ノ国町の産業別就業人口割合は、第1次産業14.0%、第2次産業42.2%、第3次産業43.8%であり、第1次産業の割合が比較的高い。
農業は野菜、稲作、養豚の生産額が大きい。
漁業は近海でスケトウダラ、ホッケ、スルメイカを獲るが、零細漁業者も多い。
近年では漁家の経営安定を目的に「海洋牧場」と銘打って海面養殖を推進しており、アワビ、ウニなどを生産している。
建設業に従事する者が多い。
かつては、石崎川上流にマンガンの上国(じょうこく)鉱山があった。
天の川上流の平成上ノ国鉱山特産の鉱石・ブラックシリカは遠赤外線を放射することから岩盤浴などに利用され注目されている。
町内に鉄道はない。
以前は北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線があり同線内に神明駅、湯ノ岱駅、宮越駅、桂岡駅、中須田駅および上ノ国駅が設置されていたが、これらの駅を含む木古内駅-江差駅間が2014年5月12日に廃止され、残りの区間も2016年3月26日に道南いさりび鉄道へ移管された。
●【山】
大千軒岳、七ツ岳、尖岳、瓜谷山、八幡岳、夷王山 (159m)
【河川】
天の川(登録名は「天野川」、二級河川)、石崎川(二級河川)
【湖沼】
あすなろ湖
【高等学校】
北海道上ノ国高等学校
【中学校】
上ノ国中学校
【小学校】
上ノ国小学校、河北小学校、滝沢小学校
【道路】
国道228号、北海道道5号江差木古内線、北海道道607号石崎松前線、北海道道812号館町福島線
【文化財】
上国寺本堂、旧笹浪家住宅、北海道上之国勝山館跡出土品、石崎漁港トンネル、上之国館跡 花沢館跡、砂館神社本殿、上ノ国八幡宮本殿、清浄寺本堂、久末家住宅主屋・物置、円空作十一面観音立像、円空作仏像観音座像、石崎奴、大留鹿子舞
【神社】
上ノ國八幡宮、大崎稲荷神社、砂館神社、瀧澤神社、川裾神社、八幡神社、稲荷神社、愛宕神社、山神社
【寺院】
上國寺、清浄寺
【祭事・催事】
夷王山まつり(6月)、上ノ國八幡宮例大祭(9月)
【温泉】
湯ノ岱温泉、花沢温泉
【出身有名人】
杉田尚(漫画家)、滝本竜彦(作家)、室塚一也(日本初の車いすマラソンプロ選手)、布施美樹(隻腕力士)、OKAJI(パンイーター)、KAZMANIAC(MC ラッパー)、SADA(フォトグラファー)