『群馬県前橋市』の動画を楽しもう!

【都道府県】  群馬県
【市町村】  前橋市
【面積】  311.59km2
【人口】  332,999人(2019年10月1日)
【人口密度】  1,069人/km2
【市役所】  群馬県前橋市大手町二丁目12番1号

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概要

群馬県の中南部にある中核市。

群馬県の県庁所在地である。

1892年(明治25年)の市制施行当時の区域は旧:勢多郡(当時:東群馬郡)。

現在の市域は、旧:勢多郡(旧:東群馬郡・南勢多郡)・群馬郡・佐波郡(旧那波郡)の区域で構成される。

2001年(平成13年)4月1日に特例市に移行し、2009年(平成23年)中核市に移行した。

古くは街道の駅家に架けられた橋からとって、厩橋と書き、江戸時代に前橋に改められた。

中世での読み方は「まやばし」、初めの読み方は「うまやばし」であったと推定される。

明治時代には製糸業で栄えた都市の一つとなった。

戦後は工場誘致を積極的に行い、同時に区画整理を推進した。

2001年(平成13年)4月1日に国から特例市に指定され、2009年(平成21年)4月1日に中核市へ移行した。

中心地域は旧東群馬郡前橋町を中心とする地域。

ニュースなどでは「まえばし」の「え」の部分のみが高いアクセントで読まれるが、地元では平板型アクセントで発音するのが普通である。

「前橋市」と読むときの「まえばし」である。

NHKでは2016年(平成28年)にアクセント辞典を改訂した際、「まえ\ばし」を第1アクセントとしつつ、平板型の発音も「地元放送局アクセント」として許容している。

市章は1909年(明治42年)の制定で、旧前橋藩主・越前松平氏の馬印「輪貫」(わぬき)から採用された。

外円と内円の半径比は1対0.73に規定されている。

関東平野の北西端、赤城山南麓に位置する。

市内には利根川、広瀬川などが流れる。

伏流水による水質の良さで知られ、中心部で供給される水道水は、その地下水である。

又、全国の都道府県庁所在地では海から最も遠い。

鉄道交通では中心駅の前橋駅が幹線から外れているため、隣の高崎市にある高崎駅が前橋市への中継点の役割を果たしている。

太平洋側気候と内陸性気候を併せ持つ。

冬は新潟県・長野県から北西の季節風が吹き、県境にまたがる山岳部に甚大な積雪をもたらし、前橋市に到達する風は乾燥している。

この冬の北西からの乾燥した季節風は「上州のからっ風」と呼ばれ、この影響で晴天の日が多いが数年に一度30cmを超える激しい大雪に見舞われることもあり、平成26年豪雪では観測史上最高となる最深積雪73cmを記録している。

前橋市と南西に隣接する高崎市は、競合・対立関係にあるとされ、 よく「行政や文化の中心は前橋、交通や商業の中心は高崎」といわれることがある。

これは前橋に県庁が置かれており、日本銀行の支店、国の出先機関や大手金融機関、県民会館に代表される県の施設や医療施設などが集中するなど、古くから行政の中心地として機能してきたのに対し、高崎は古代から東山道・鎌倉街道が開け、江戸時代には中山道・三国街道・日光例幣使街道などの主要幹線が交差する一大交通拠点であり、現代においても新幹線や高速道路などの県内交通の拠点としての地位を占めていることによる。

この地域の合併協議は最終的な決着まで紆余曲折があった。

政府の合併推進施策を受け、以前から結びつきの強かった前橋広域圏(前橋市・大胡町・宮城村・粕川村・富士見村)の首長は、2001年(平成13年)夏に新潟県を視察中、同県弥彦村で会合(いわゆる「弥彦会談」)を行った。

この席で、「合併特例法期限内に熟度の高まった所から順次合併」という方針が決められ、関係市町村は合併検討に動き出した。

前橋市の2007年(平成19年)農業産出額は310億円で、市町村別で全国16位、群馬県内の農業産出額に占める割合も13.8%に達する。

ちなみに「平成の大合併」前の2003年(平成15年)農業産出額でも県内一位で、168億6千万円であった。

特徴的なのは、畜産業の産出額210億円(全国6位)、乳用牛の産出額55億円(全国17位)、豚の産出額69億円(全国9位)と畜産関連の生産額が突出していることであり(いずれも農林水産省平成19年農業産出額データより)、これは前橋の農業産出額を全国トップレベルに押し上げている要因でもある。

いずれの数値も群馬県内全体の産出額の20%前後のシェアを占めている。

近年では「TONTONのまちまえばし」として、官民挙げてPR活動を行っている。

中心市街地は商業の衰退が著しく、再活性化が目下の最重要課題とされている。

反面商業施設は、市街地外周や郊外に多く立地している。

以前の前橋では、千代田町2丁目-5丁目に位置する中心商店街が商業の中心であった。

1990年代頃になると、前橋駅前に出店したイトーヨーカドーやサティなどの大型店舗や、郊外の駐車場完備・ロードサイド展開の専門店等に利用客が流れるようになった。

加えてライフスタイルの変化や自動車保有率全国1位という車社会、市の中心駅である前橋駅と離れた商店街の立地、駐車場の不足、市内中心部の人口減少などの要因のほか、旧日本銀行前橋支店跡地の八番街開発の停滞や商店の後継問題なども絡んで商店街の衰退が進み、全国有数の「シャッター商店街」としてマスコミに取り上げられることも多くなった。

1972年(昭和47年)に6万人近くあった商店街の歩行者通行量は、1992年(平成4年)には4万人弱、2004年(平成16年)には1万人程度と激減している。

2000年代以降も中心商店街の外周や郊外にはショッピングセンターが相次いで出店した。2007年(平成19年)3月には前橋駅南東の文京町に大型ショッピングモール「けやきウォーク前橋」が、2009年(平成21年)4月には小屋原町の駒形バイパス沿いに「ガーデン前橋」がオープンした。

また中心商店街から東に2.5kmの上泉町にはスーパーマーケットのベイシアが大型店(前橋モール店)を出店したほか、地場スーパーのフレッセイは、駒形町と若宮町、荒牧町に中規模のショッピングセンターのほか、中心街の前橋プラザ元気21内に、前橋プラザ店をオープンさせている。

ニチイは千代田町の店舗を一旦閉店させた後、中心商店街から1.2km北に位置する国領町のグンゼ工場跡地にサティ(前橋サティ)として移転オープンさせた。

また、ダイエーも六供町と国領町のシルクプラザ内に2店舗あったが、ダイエーは完全撤退した。

2006年(平成18年)1月29日にLIVIN別館で単体として残っていたWALKが閉店したことにより、WALKの中にあったテアトル前橋西友も閉店。

後にユナイテッド・シネマが開業するまで前橋市から映画館も全て無くなった。

その後テアトル前橋西友跡は、前橋芸術週間という団体の運営により2009年(平成21年)12月4日に名画座「シネマまえばし」(現・前橋シネマハウス)として再オープンしている。

けやきウォークや郊外のショッピングセンターの相次ぐ開業に加えてGMS業態自体の不振により、イトーヨーカドー前橋店は2010年(平成22年)8月16日に、前橋サティは同年10月17日に閉店した。

その後イトーヨーカドー前橋店はエキータ前橋として、前橋サティは前橋リリカとして再オープンした。

最近まで、イオングループが北関東自動車道前橋南IC南側の農地に超大型ショッピングセンターを建設する計画があった。

この土地はかつてカルフールが出店を計画していた場所であり、それよりも広い敷地(約25ha)で、全国最大規模のショッピングセンターとなる予定だった。

しかし、関係各署との調整難航や大型店の郊外出店を規制する「まちづくり三法」改正で出店が難しくなったために出店を断念した。

前橋市および地元まちづくり対策協議会は、上記イオン進出予定地含む周辺地域の開発事業「前橋南部拠点地区開発」の主たる事業者をベイシアに決定。

ベイシアやカインズホームを核店舗とする、同社最大になる敷地面積23haの「パワーモール前橋みなみ」が2010年(平成22年)12月に第1期オープンした。

家電量販店最大手にまで成長したヤマダ電機は前橋で創業、日吉町に本社を構えていたが2008年(平成20年)7月1日をもって本社を高崎駅前に移転した。

会社の急拡大に伴い横浜市のみなとみらい地区に本社機能の一部を移し大型店鋪を併設する計画だったが、周辺道路の渋滞を懸念した横浜市側が土地の譲渡売却を断念。

その後、JR高崎駅東口へ新本社を移転新築した。

一方で、ベイシアは前橋に本部を移転した。

前橋南ICに近い亀里町に、ベイシア本体とセーブオン・ベイシア電器などグループ企業十社の本社が、創業地の伊勢崎から2006年(平成18年)1月に移転し、業務を開始している。

近年ではさらに前橋南IC付近の開発が進み、先述の「パワーモール前橋みなみ」に北関東初進出となるコストコがオープンした。

なお、コストコ隣接地にIKEAが土地を取得しており、2020年以降に開業予定である。

また、前橋南IC北側の公田町に、ツルヤ前橋南ショッピングパークが2020年秋に開業予定である。

市の商業施設の郊外移転や自動車保有率全国1位という車社会から、公共交通機関の利用者は減少傾向にあり、特にバスにおいては1990年代より不採算路線の相次ぐ廃止や上毛電鉄の路線バス事業撤退、自治体による欠損補助を受けて運行を維持する路線の拡大など深刻な状況下にある。

かつては前橋大島駅付近に東前橋駅が、下増田町に下増田駅が設置されていたが、1968年(昭和43年)の両毛線全線電化に際して休止(実質廃止)、1987年(昭和62年)に正式廃止されている。

【山】  
駒ヶ岳(1,685m)、地蔵岳(1,674m)、長七郎山(1,579m)、荒山(1,572m)、鈴ヶ岳(1,565m)、鍋割山(1,332m)

【河川】
利根川、広瀬川、桃ノ木川、荒砥川、赤城白川、大正用水

【湖沼】
大沼、小沼、覚満淵、千貫沼、荒子沼

【大学・高等専門学校】
群馬大学 荒牧キャンパス、群馬大学 昭和キャンパス、前橋工科大学、群馬工業高等専門学校、共愛学園前橋国際大学、群馬医療福祉大学、群馬県立県民健康科学大学、放送大学 群馬学習センター

【高等学校】
前橋高等学校、前橋南高等学校、前橋東高等学校、前橋西高等学校、前橋女子高等学校、勢多農林高等学校、前橋工業高等学校、前橋商業高等学校、前橋清陵高等学校、前橋高等学校、共愛学園高等学校、前橋育英高等学校、鹿島学園高等学校高崎連携キャンパス、クラーク記念国際高等学校前橋キャンパス、第一学院高等学校高崎キャンパス、屋久島おおぞら高等学校高崎キャンパス

【中学校】
第一中学校、第三中学校、第五中学校、第六中学校、第七中学校、桂萱中学校、芳賀中学校、元総社中学校、東中学校、南橘中学校、木瀬中学校、荒砥中学校、春日中学校、広瀬中学校、箱田中学校、鎌倉中学校、大胡中学校、宮城中学校、粕川中学校、富士見中学校、みずき中学校、群馬大学教育学部附属中学校、共愛学園中学校

【小学校】
桃井小学校、敷島小学校、中川小学校、城南小学校、城東小学校、若宮小学校、天川小学校、岩神小学校、上川淵小学校、下川淵小学校、桂萱小学校、芳賀小学校、総社小学校、元総社小学校、東小学校、細井小学校、桃川小学校、清里小学校、永明小学校、駒形小学校、桂萱東小学校、荒子小学校、二之宮小学校、大室小学校、笂井小学校、大利根小学校、桃瀬小学校、桃木小学校、荒牧小学校、荒牧小学校・南橘中学校みやま分校、勝山小学校、元総社南小学校、山王小学校、新田小学校、広瀬小学校、元総社北小学校、大胡小学校、大胡東小学校、滝窪小学校、滝窪小学校金丸分校、宮城小学校、粕川小学校、月田小学校、原小学校、石井小学校、時沢小学校、白川小学校、わかば小学校、群馬大学教育学部附属小学校、共愛学園小学校

【特別支援学校】
群馬大学教育学部附属特別支援学校、前橋高等養護学校、赤城養護学校、赤城養護学校日赤分校、渡良瀬養護学校しろがね分校、養護学校、群馬県立盲学校、群馬県立聾学校、若葉養護学校

【専修学校】
東日本デザイン&コンピュータ専門学校、東日本ホテルトラベル専門学校、東日本栄養医薬専門学校、群馬調理師専門学校、東日本製菓技術専門学校、中央情報経理専門学校、群馬法科ビジネス専門学校、中央医療歯科専門学校、中央高等専門学校、中央農業グリーン専門学校、前橋東看護学校、前橋医療福祉専門学校、群馬社会福祉専門学校、群馬医療福祉大学付属リハビリ専門学校、群馬県高等歯科衛生士学院、群馬ブライダルビジネス専門学校、フェリカ建築&デザイン専門学校

【美術館・博物館】
群馬県立文書館、広瀬川美術館、アーツ前橋、水と緑と詩のまち前橋文学館、中之沢美術館、赤城高原・青春の美術館、北関東造形美術館、イサハイ・ベル・イマージュ美術館、浅見明子淡彩ギャラリー木洩れ日館

【道路】
国道17号、国道50号、国道353号、国道291号、2号前橋館林線、3号前橋大間々桐生線(大胡県道)、4号前橋赤城線(赤城県道)、6号前橋箕郷線、10号前橋安中富岡線、11号前橋玉村線、12号前橋高崎線、13号前橋長瀞線、15号前橋伊香保線、16号大胡赤城線、17号前橋停車場線、25号高崎渋川線、27号高崎駒形線(高駒線)、34号渋川大胡線、40号藤岡大胡線、74号伊勢崎大胡線、76号前橋西久保線

【JR東日本 上越線】
新前橋駅 – 群馬総社駅

【JR東日本 両毛線】
新前橋駅 – 前橋駅 – 前橋大島駅 – 駒形駅

【上毛電気鉄道 上毛線】
中央前橋駅 – 城東駅 – 三俣駅 – 片貝駅 – 上泉駅 – 赤坂駅 – 心臓血管センター駅 – 江木駅 – 大胡駅 – 樋越駅 – 北原駅 – 新屋駅 – 粕川駅 – 膳駅

【観光地・植物園】
敷島公園(バラ園・萩原朔太郎記念館)、前橋公園、赤城南面千本桜、赤城ローズ&ベリーガーデン、ぐんまフラワーパーク、赤城高原牧場クローネンベルク、赤城温泉郷、赤城山・あかぎ大沼・覚満淵

【名所・旧跡】
前橋城、群馬県庁舎、群馬会館、前橋市水道資料館、萩原朔太郎記念館、前橋市蚕糸記念館、藩営前橋製糸所跡、臨江閣、上毛電気鉄道上毛線 大胡駅舎・大胡車両区車両検査庫・大胡電気区建屋、赤城神社、上野国分寺跡、山王廃寺跡、大室公園 (前二子古墳・中二子古墳・後二子古墳・小二子古墳)、滝沢の不動滝、膳城

【祭】
前橋初市まつり(1月9日)、赤城山雪まつり (2月)、赤城南面千本桜まつり (4月中下旬)、赤城神社例大祭 (5月5日)、前橋七夕まつり (7月)、大胡祇園まつり (7月)、前橋花火大会 (8月)、赤城山夏祭り (8月)、前橋まつり (10月)、酉の市祭 (11月)

【スポーツイベント】
前橋シティマラソン (4月下旬)、あかぎ大沼・白樺マラソン (8月下旬)、まえばし赤城山ヒルクライム大会 (9月下旬)

【名物・特産物】
創作こけし、焼きまんじゅう、ソースカツ丼

【出身著名人】
櫻井翔(嵐のメンバー)、葉山三千子(女優)、田中敦子(声優)、マサ小浜(ギタリスト)、水野愛日(声優)、古澤徹(声優)、茂木淳一(タレント)、片桐舞子(R&BグループMAY’Sボーカル)、彩乃かなみ(元・宝塚歌劇団月組トップ娘役)、伊藤毅(俳優)、手島実優(女優)、あやまん監督(あやまんJAPANリーダー)、奥野敦士(ROGUEボーカル)

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