【都道府県】 奈良県
【市町村】 天理市
【面積】 86.42km2
【人口】 65,115人(2020年2月1日)
【人口密度】 753人/km2
【市役所】 奈良県天理市川原城町605番地
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概要
奈良県北中部に位置する市。
中心部に天理教関連の施設が集中していることなどから、宗教都市として知られている。
名称は天理教に由来する。
同教の本部が市中心部の丹波市町にあったこと、同教が市制施行時に一帯に普及していたことによる。
21世紀の日本で市名に宗教団体の名称が使われている唯一の例である。
なお、天理教の教団側は「山辺市」を推薦していた。
かつて、天理市民ではない天理教信徒が天理市の市名を、山辺郡をそのまま市名にした「山辺市」に変更するよう求めて天理市長を訴えたが、この訴えは却下された。
奈良県北中部に位置する。
市域を東西に西名阪自動車道、名阪国道が貫き、南北軸と交わる交通の要衝となっている。
1954年(昭和29年)4月1日に山辺郡丹波市町・朝和村・福住村・二階堂村・添上郡櫟本町・磯城郡柳本町が合併して天理市が発足。
市の中心部には天理教関連の施設が多く、宗教都市の様相を呈しているが、市全体的には農業地帯である。
特にいちごの栽培が盛んである。
人口増に対応した商業活動も活発であり、大型ショッピングセンターも設置された。
また、「天理ラーメン」という、ひとつのジャンルとなった、トンコツ、鶏ガラをベースにニンニク、豆板醤で味付けされ、具には炒めた白菜、豚肉を使用した彩華ラーメンや、天理スタミナラーメンが有名である。
市北部にはシャープの総合開発センターがあり、研究所およびLSD・液晶ディスプレイの工場が置かれている。
市内中心地には「おやさとやかた」と呼ばれる天理教独自の建築物が林立している。
これは教祖の中山みきが言ったとされる「今に,ここら辺り一面に,家が建て詰むのやで。奈良,初瀬七里の間は家が建て続き,一里四方は宿屋で詰まる程に。屋敷の中は,八町四方と成るのやで。」という言葉をもとに、2代目真柱・中山正善が「神のやかたであるところの元のぢば,その元のぢばを取り囲む子供の住居たるおやさとやかたをめぐらしまして,ここに親も子も共々に,神も人も共々に一つ心になって,陽気ぐらしの実を,否,世界の平和の雛型を進めて行き度い」という正善の決意のもとに同輩の建築家・内田祥三と奥村音造とともに「かんろだい」(教会本部)を中心に、約870m四方に68棟を建て巡らすという広大な「おやさとやかた構想」によって建設されたものであり、1954年(昭和29年)から着工され、現在も構想は継続しており、建設中である。
毎年、天理教から行政当局に対して多額の寄付金がなされているが、教団側は特に使用目的を指定していない。
寄付金は、毎年の当該年度の一般会計予算の中に組み入れられており、寄付金がどのように反映されているのかは不明。
●【大学】
天理大学、天理医療大学
【高等学校】
添上高等学校、二階堂高等学校、天理教校学園高等学校、天理高等学校
【中学校】
北中学校、南中学校、福住中学校、西中学校、天理中学校
【小学校】
丹波市小学校、山の辺小学校、井戸堂小学校、前栽小学校、二階堂小学校、朝和小学校、福住小学校、櫟本小学校、柳本小学校、天理小学校
【JR西日本 桜井線(万葉まほろば線)】
櫟本駅 – 天理駅 – 長柄駅 – 柳本駅
【近畿日本鉄道 天理線】
二階堂駅 – 前栽駅 – 天理駅
【道路】
国道24号、国道25号、国道169号、奈良県道36号天理王寺線、奈良県道38号桜井都祁線、奈良県道47号天理加茂木津線、奈良県道50号大和高田桜井線、奈良県道51号天理環状線、奈良県道145号櫟本停車場線、奈良県道109号天理斑鳩線、奈良県道150号柳本停車場線、奈良県道186号福住矢田原線、奈良県道187号福住上三橋線、奈良県道192号福住横田線、奈良県道193号筒井二階堂線、奈良県道196号柳本田原本線、奈良県道247号笠天理線、奈良県道267号横川三昧田線、奈良県道781号都祁名張線
【名所・旧跡・観光スポット】
山の辺の道、崇神天皇陵、景行天皇陵、手白香皇女衾田陵(西殿塚古墳)、櫛山古墳、黒塚古墳、天理市立黒塚古墳展示館、西山塚古墳、東大寺山古墳、赤土山古墳、西山古墳、石上神宮、大和神社、氷室神社、夜都岐神社、長岳寺、内山永久寺、龍王山城、福住中定城
【祭事・催事・イベント】
こどもおぢばがえり
【著名な出身人物】
碧井れみ(シンガーソングライター)、海原かなた(漫才師海原はるか・かなた)、佐々木幹郎(詩人)、佐々木六華(アナウンサー)、中山みき(天理教教祖)、ミシェル未来(タレント)、山村聰(俳優)、辻本美博 (クラリネット & サックス奏者)