【都道府県】 熊本県
【市町村】 八代市
【面積】 681.36km2
【人口】 123,490人(2020年1月1日)
【人口密度】 181人/km2
【市役所】 熊本県八代市松江城町1-25
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概要
熊本県に存在する田園工業都市。
江戸時代以来の干拓によって広がった平野部では農業が盛ん。
畳表の原料となるいぐさの生産は日本一で、国産の約8割を占める。
ただし、近年は安い中国産に押され、作付面積が最盛期の3分の1と急激に減少している。
近年、食べられるお箸や、畳作り体験とい草食品の展開など、畳以外の形でい草をPRするようになった。
また、国内最大の柑橘類・晩白柚(ばんぺいゆ)も特産品で日本一の生産量を誇る。
最近はトマトの一大産地としても知られる。
明治時代になり八代港が近代的な港湾として整備され、1890年(明治23年)に九州第1号のセメント工場ができたのを皮切りに、以後製紙工場(九州製紙、現日本製紙)、日曹人絹パルプ(現興人)、昭和酒造(現メルシャン)と相次いで進出し、工業都市へと発展した(八代臨海工業地域)。
戦中、戦後を通して田園地帯や海岸埋立地に新しい工場が立ち並び、いぐさの生産も伸びて繁栄。
当時、商店街、歓楽街や日奈久温泉の賑わいは熊本一だったという。
しかし、近年は中心部の大型店の撤退や郊外の大型ショッピングセンターの進出などで中心市街地の活性化が課題になっている。
毎年11月に行われる八代神社の「妙見祭」は、長崎くんち・博多祇園山笠と並ぶ九州三大祭。
御輿、獅子舞、神馬、花馬、傘鉾、亀蛇(がめ)などが居並ぶ行列は1kmに及ぶ。
秋には毎年数十万人の観光客が集まる「やつしろ全国花火競技大会」が行なわれる。
八代平野の南端にある日奈久温泉は、合計16の泉源が集中しており、湧出量は毎時140トン、ほとんどの旅館がかけ流しである。
江戸時代に熊本藩の藩営温泉場として栄えた。
のんびりとした風情で、薩摩街道筋を中心に明治・大正・昭和の町の区割りがそのまま残っている。
日奈久の名産として、細川氏の御用窯だった高田焼(こうだやき)や竹細工、ちくわが知られる街でもある。
西部は不知火海(八代海)に面した平野部で、その大半は江戸時代以降数次にわたる干拓によって広がったものである。
東部から南部にかけては九州山地の深い山間部で、合併によって市域は平家落人の里として知られる五家荘まで及び宮崎県と境を接する。
肥後国誌には「八代」の地名の由来は社(やしろ)で、天照皇太神の山陵が上古にこの地に在ったので「やしろ」と言われるようになったと記されており、九州王朝説では倭姫命が定めた伊勢神宮のあった伊勢の有力候補地とされる。
主な農産物は、米、いぐさ、トマト、メロン、キャベツなど。
2004年3月13日、JR九州の営業する九州新幹線の部分開業により、新八代駅 – 鹿児島中央駅間を運転開始した。
しかし、新八代駅とその周辺は遺跡の中に立地しているために周辺の整備は遅れていて、2004年3月4日の八代市による5か年計画では周辺道路と公園の整備のみと頼りなく、現状では民間企業の参入に委ねている状態で、一日も早い本格的な周辺整備が望まれている。
2011年3月11日に博多駅から当駅まで開通し、九州新幹線は全通した。
八代およびその周辺の人は「八代」を「やっちろ」と呼ぶことが多い。
同じ熊本県内でも、熊本市や県北などでは「やっちろ」とは言わないことが多い。
八代には、むかし九千坊という河童の頭領が九千匹の河童を率いて中国から渡来し球磨川の河口に住み着いたという伝承が残っている。
ちなみに現地では河童のことを「がらっぱ」と呼ぶ。
しばしば八代のマスコット的に使われる。
●【河川】
球磨川、前川、南川、古麓川、二見川、下大野川、大鞘川、夜狩川、水無川、流藻川、氷川、河俣川
【特産品】
いぐさ製品、晩白柚、日奈久ちくわ、蒲鉾、塩トマト、はちべえトマト、鮎製品、辛子蓮根、このしろ寿司、しゃく味噌、かずらどうふ、しょうが、しょうが加工品、えのきたけ、やまめ、やまめ加工品、豆腐の味噌漬け、しいたけ、柚、柚加工品、泉町の茶、みょうが饅頭
【伝統工芸品】
高田焼(八代焼)、竹細工、手打刃物、刀剣、肥後つば(鍔)、宮地手漉き和紙、鮫皮漆塗細工、鯉のぼり、武者絵のぼり
【短期大学】
中九州短期大学
【専修学校】
八代実業専門学校、IEC九州国際カレッジ専門学校、八代看護学校、熊本労災看護専門学校
【高等学校】
八代高等学校、八代東高等学校、八代工業高等学校、八代農業高等学校、泉分校、八代清流高等学校、秀岳館高等学校、八代白百合学園高等学校
【中学校】
第一中学校、第二中学校、第三中学校、第四中学校、第五中学校、第六中学校、第七中学校、第八中学校、日奈久中学校、二見中学校、千丁中学校、鏡中学校、坂本中学校、東陽中学校、泉中学校、八代中学校
【小学校】
植柳小学校、太田郷小学校、郡築小学校、高田小学校、昭和小学校、代陽小学校、日奈久小学校、二見小学校、宮地小学校、宮地東小学校、麦島小学校、八代小学校、龍峯小学校、金剛小学校、弥次分校、松高小学校、八千把小学校、千丁小学校、有佐小学校、鏡小学校、鏡西部小学校、文政小学校、八竜小学校、東陽小学校、泉小学校、泉第八小学校
【JR九州 鹿児島本線】
有佐駅 – 千丁駅 – 新八代駅 – 八代駅
【JR九州 肥薩線】
八代駅 – 段駅 – 坂本駅 – 葉木駅 – 鎌瀬駅 – 瀬戸石駅
【肥薩おれんじ鉄道】
八代駅 – 肥後高田駅 – 日奈久温泉駅 – 肥後二見駅
【道路】
国道3号、国道219号、国道443号、国道445号、熊本県道14号八代鏡宇土線、熊本県道17号坂本人吉線、熊本県道25号宮原五木線、熊本県道42号八代鏡線、熊本県道52号小川泉線、熊本県道60号芦北坂本線、熊本県道155号小川八代線、熊本県道158号中津道八代線、熊本県道245号共栄千丁停車場線、熊本県道246号千丁停車場興善寺線、熊本県道250号八代港大手町線、熊本県道251号郡築横手線、熊本県道253号破木二見線、熊本県道254号二見田浦線、熊本県道258号田上日奈久線、熊本県道322号大牟田大鞘八代港線、熊本県道336号八代港線、熊本県道338号八代不知火線、熊本県道345号西片新八代停車場線
【道の駅】
道の駅坂本
【名所・旧跡・観光スポット】
八代宮、八代神社(妙見宮)、松浜軒、松井神社、八代市立博物館、未来の森ミュージアム、古田阿蘇神社、若宮神社、塩屋八幡宮、萩原菅原神社、古麓稲荷神社、大名持命神社、日奈久温泉神社、二見神社、岩崎神社、印鑰神社、貝洲加藤神社、文政神社、柿迫神社、釈迦院、日奈久温泉、JRAウインズ八代、五家荘、球磨川、自然体験、石匠館、日光の棚田
【文化財】
十三重石塔、旧郡築新地甲号樋門、木造薬師如来立像、木造毘沙門天立像、刀 無銘 伝雲生、平石如砥墨跡、旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園「松浜軒(しょうひんけん)」、不知火及び水島、シャルトル聖パウロ修道院記念館、郡築二番町樋門、金波楼本館、大広間棟、正門及び塀、八代神社、木造阿弥陀三尊像、木造阿弥陀如来坐像、木造十一面観世音菩薩立像、木造阿弥陀如来坐像、木造聖観音立像、銅造釈迦如来立像、木造男女神坐像、雲版、鰐口、梵鐘、鐔 林又七 三階松透、宮本武蔵書状、小早川家文書、八代城跡、大鼠蔵古墳群、高田焼平山窯跡、田川内第一号古墳、平山瓦窯跡、今泉製鉄跡、大鞘樋門群、妙見上宮跡、妙見宮祭礼御幸関連資料、八代神社祭礼行列、植柳盆踊り、古代踊り、臥龍梅、久連子鶏
【祭事・催事・イベント】
御田植祭り(1月)、八代ひなまつり女子駅伝(3月)、明言院大祭(3月)、日奈久温泉スプリングフェスタ(3月)、日奈久温泉六郎神社感謝祭(3月)、日奈久温泉マラソン大会(3月)、印鑰神社春季大祭(4月)、釈迦院花祭り(4月)、岩崎神社春季大祭(4月)、五家荘しゃくなげ祭り(4月)、薪能(5月)、九州国際スリーデーマーチ(5月)、氷室祭(5月)、緒方家七夕香(7月)、日奈久温泉丑の湯祭り(7月)、十八夜祭(ふるさと夏祭り)(7月)、八代くま川祭り(8月)、八代市精霊流し(8月)、緒方家平家琵琶(8月)、ヤマメ釣り大会(8月)、山頭火(9月)、貝洲加藤神社秋季例大祭(9月)、やつしろ全国花火競技大会(10月)、平家琵琶と夜神楽(10月)、い草の里まつり(10月)、しょうが祭(10月)、みなと八代フェスティバル(10月)、坂本ふるさとまつり(11月)、五家荘紅葉祭(11月)、日奈久温神社例祭(11月)、妙見宮大祭(11月)、浅井神社大祭(11月)、神行行列お下り・御夜(11月)、塩屋八幡宮祭(11月)、八代伝統工芸品と物産展(12月)
【著名な出身人物】
石田えり(女優)、永島暎子(女優)、夏川結衣(女優)、政木ゆか(女優)、井上亮(俳優)、國村隼(俳優)、米村亮太朗(俳優)、井上明美(女優)、木下明水(俳優)、ゴリけん(お笑いタレント)、しんじ(お笑いタレント(キュートン))、のりを(お笑いタレント(もっこすファイヤー))、無法松(お笑いタレント)、真猿(ローカルタレント)、村岡章子(ローカルタレント)、逢川まさき(歌手)、中村未来(歌手)、八代亜紀(演歌歌手)、稲田裕之(シンガーソングライター)、中村千尋(シンガーソングライター)、井本光紀(元ミュージシャン (Soma))、奧田敏雄(トランペット奏者)