【都道府県】 岩手県
【市町村】 陸前高田市
【面積】 231.94km2
【人口】 18,467人(2020年1月1日)
【人口密度】 79.6人/km2
【市役所】 岩手県陸前高田市高田町字鳴石42-5
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概要
岩手県南東部にある、太平洋に面する市。
旧陸前国気仙郡に属し、隣接する同県大船渡市や宮城県気仙沼市とともに、三陸海岸のうち陸前海岸北部の中核を成す。
昭和30年(1955年)の市制施行以来、市の読み方は「りくぜんたかた」である。
しかし、地元住民および周辺市町村で用いられる方言では、「か行」と「た行」の音が鼻濁音化した「たがだ」、または、最後の「た」だけが濁音化する「たかだ」と発音される。
三陸海岸全体では南寄りに位置する。
三陸海岸南部はリアス式海岸が続き、西の唐桑半島と東の広田半島に挟まれた広田湾の北奥に、陸前高田市中心部のある平野が広がる。
小さな平野ではあるが、山が海に迫る地形が続く三陸海岸では最大級のものである。
広田湾奥には気仙川が流れこんでおり、その運ぶ土砂で形成された砂州には高田松原と呼ばれる松原が東西に続く。
高田松原の北に古川沼があり、その先の山麓に中心市街地が位置し、その北には氷上山がそびえる。
広田半島には椿島などの景勝地が見られる。
1955年(昭和30年)1月1日に高田町が気仙町、広田町、小友村、竹駒村、矢作村、横田村、米崎村と合併して陸前高田市となる。
2011年(平成23年)3月11日、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生した。
隣接する市町村の震度は、大船渡市・一関市・宮城県気仙沼市が震度6弱、住田町は5強であった。
同市の震度は欠測だったが、市の発表による災害状況では6弱とされている。
この地震が引き起こした大津波によって市役所庁舎を含む市中心部が壊滅し、市の全世帯のうち7割以上が被害を受けた。
また、市域にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の5駅のうち4駅(大船渡線の竹駒駅・陸前高田駅・脇ノ沢駅・小友駅)は、周辺地域の多くの駅同様、駅舎などが流失し、線路も大きな被害を受けた。
津波の再来に備えた防潮堤建設や土地かさ上げに加えて、損壊した市庁舎や駅を含む施設の移転など都市機能の再建や産業復興が進められている。
高田松原にあった松の高木が津波に耐えて残り、「奇跡の一本松」として全国的に注目され、枯死後も保存されている。
市内を鉄道路線は通っていない。
鉄道を利用する場合、JR東日本大船渡線気仙沼駅あるいは三陸鉄道リアス線盛駅が最寄り駅となり、それぞれからBRTが利用可能となっている。
●【山】
氷上山、横手山、箱根山
【河川】
気仙川、川原川、小泉川、浜田川、矢作川
【高等学校】
高田高等学校、鹿島学園高等学校陸前高田キャンパス
【中学校】
高田第一中学校、高田東中学校
【小学校】
高田小学校、気仙小学校、広田小学校、小友小学校、米崎小学校、矢作小学校、竹駒小学校、横田小学校
【道路】
国道45号、国道340号(高田街道)、国道343号(今泉街道)、宮城県道・岩手県道34号気仙沼陸前高田線、岩手県道38号大船渡広田陸前高田線、岩手県道141号陸前高田停車場線、岩手県道229号長部漁港線、岩手県道246号世田米矢作線
【名所・旧跡・観光スポット】
高田松原、根岬はしご虎舞と黒崎神社、玉山金山址、気仙隕石
【祭事・催事・イベント】
うごく七夕まつり(8月)、けんか七夕まつり(8月)、全国太鼓フェスティバル(10月)、南三陸ロード「りくぜんたかた」(8月)
【名物・特産物】
米崎りんご、北限のユズ、ヤーコン、新ブランド米「たかたのゆめ」、広田湾の養殖漁業(昆布、牡蠣、ホタテ、ワカメ、蝦夷イシカゲ貝)
【著名な出身人物】
菅原牧子(アナウンサー)、千昌夫(演歌歌手)、佐々木朗希(プロ野球選手)、鈴木弘規(プロ野球選手)、村上弘明(俳優)、畠山直哉(写真家)、はたけやま裕(パーカッショニスト)、野里征彦(小説家)、畠山耕太郎(漫画家)