【都道府県】 茨城県
【市町村】 常総市
【面積】 123.64km2
【人口】 59,561人(2020年5月1日)
【人口密度】 482人/km2
【市役所】 茨城県常総市水海道諏訪町字八幡東3222番地3
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概要
茨城県南西部の県西地域にある市である。
旧下総国。
本市を中心とする常総都市圏を形成している。
茨城県内の下位区分では、県西地区に属する。
市の中心である水海道地区は、江戸時代中期頃までは中宿(現・水海道元町)から新町(現・水海道本町)までの通りが村の唯一の大通りである寒村であった。
江戸末期以降、「鬼怒川の水は尽きるとも、その富は尽くることなし」と称されるように、鬼怒川の河川水運によって周辺地域の中核都市として発展した。
昭和後期からは隣接する県南地域の発展とは裏腹に衰退するが、市中心部にある五木宗のレンガ蔵や鍵屋河岸倉庫などの建築物に周辺地域の中核都市であった名残を見ることができる。
東京都心から鉄道や高速道路などを利用して1時間弱とアクセスしやすく、緑や歴史的建築物などが多いため、映画やドラマを中心としたロケ地として利用されることが多い。
2015年に起きた平成27年9月関東・東北豪雨では、かつては地域に繁栄を齎した鬼怒川が氾濫し、多大な被害を受けた。
この水害後、避難・転出により1年間で市の人口は800人以上減り、約50の商工業者が廃業。
復興と防災が課題となっている。
日系人の子孫がブラジルなど中南米から就労しており、水海道駅周辺には日系ブラジル人向けのスーパーなど、日系人が経営する店舗、私立のブラジル人学校などがあり、ポルトガル語の案内・表記が多い。
常総市は茨城県南西部に位置し、東京都心から約50km、茨城県の県庁所在地である水戸市からは約70kmの圏内にある。
海抜平均10mから20mの平坦な土地が広がる。
東に小貝川、市中央に鬼怒川が流れる。
この鬼怒川を境に東部地域には市役所と水海道駅、石下駅を中心とする市街地や水田、西部地域には水田、畑、森林、工業団地などが広がっている。
西部地域には猿島台地があり、台地上ではさしま茶が生産されている。
また、市の西部、坂東市との境界地域には首都圏近郊緑地保全区域および茨城県自然環境保全地域に指定された菅生沼があり、市の北東部は筑波研究学園都市に隣接している。
平成の大合併において、水海道市は当初、筑波郡伊奈町および谷和原村と合併を目指し、その新市名を一般公募に基づいて「常総市」に決めたが、水海道市議会で新市の市役所位置について意見がわかれ、多数の議員が「伊奈、谷和原に振り回され水海道を馬鹿にしている議会も執行部もしっかりしろといいたい」、「合併しても伊奈、谷和原の議員のほうが多いので、水海道の立場が悪くなる」と発言し、合併協議を一方的に破談にしたため、その後、下妻市等との合併協議が破談となった北隣の石下町との合併協議会を設置した。
そして石下町を水海道市に編入する形式ながら、市名を「常総市」に改称するという、珍しいケースとなった。
ロケの街として多くの映画やドラマなどが撮影されている。
その理由としては、常磐道を使えば都心から1時間前後で到着出来るうえ、自然や歴史的建造物、市街地などが多数あり、様々な撮影のニーズに応えられるためなどが挙げられる。
商業施設・みつかいどうプラザが閉店後しばらく、ロケに多用されていた。
また、多数のエキストラが必要とされる場合があり、エキストラ収集のためのプロダクションがある。
ナンバープレートは「つくばナンバー」である。
ご当地ナンバーとして新設され、2007年2月13日から導入された。
●【高等学校】
水海道第一高等学校、水海道第二高等学校、石下高等学校、石下紫峰高等学校
【中学校】
石下中学校、石下西中学校、鬼怒中学校、水海道中学校、水海道西中学校
【小学校】
飯沼小学校、石下小学校、岡田小学校、大生小学校、大花羽小学校、絹西小学校、五箇小学校、菅生小学校、玉小学校、菅原小学校、豊岡小学校、豊田小学校、水海道小学校、三妻小学校
【関東鉄道 常総線】
水海道駅 – 北水海道駅 – 中妻駅 – 三妻駅 – 南石下駅 – 石下駅 – 玉村駅
【道路】
国道294号、国道354号(水海道有料道路)、茨城県道20号結城坂東線、茨城県道24号土浦境線、茨城県道129号下妻常総線、茨城県道134号鴻野山豊岡線、茨城県道136号高崎坂東線、茨城県道217号皆葉崎房線、茨城県道332号石下停車場線、茨城県道357号谷和原筑西線
【名所・旧跡・観光スポット】
水海道風土博物館坂野家住宅、一言主神社、大生郷天満宮、安楽寺、弘経寺、法蔵寺、吉野公園、あすなろの里、天然温泉 きぬの湯、豊田城、長塚節の生家、二水会館
【祭事・催事・イベント】
常総市マラソン大会、千姫まつり、みつかいどう祇園祭、石下祇園祭、石下将門まつり、常総きぬ川花火大会
【著名な出身人物】
羽田美智子(女優)、赤プル(お笑いタレント)、岡田忠之(バイクレーサー)、鈴木桂治(柔道男子金メダリスト)、小野卓志(柔道選手)、市村則紀(元プロ野球選手)、細川和彦(プロゴルファー)、大川とみ(元卓球選手)、長塚節(歌人)、小谷野敦(文学者)、石塚真一(漫画家)