【都道府県】 富山県
【市町村】 小矢部市
【面積】 134.07km2
【人口】 28,929人(2020年5月1日)
【人口密度】 216人/km2
【市役所】 富山県小矢部市本町1番1号
無料の動画を楽しみましょう♪
YouTube responded with an error: Permission denied: Consumer 'api_key:AIzaSyDT2OduLZeXjsr5HV5NpNwZz-fl_IefBZY' has been suspended.
概要
富山県西部にある市。
令制国としては越中国礪波郡に属した。
西端にある倶利伽羅峠で加賀国に接し、古来から北陸道の要衝であった。
江戸時代は加賀藩領。
加賀藩やその支藩の城下町などであった現在の富山市や高岡市、石川県金沢市に近く、北陸街道の宿場町として栄えた。
現在は通勤時間が30分圏内の隣接する高岡市や金沢市への通勤・通学率が高く、高岡市や県境を跨いで金沢市のベッドタウンを形成している。
あいの風とやま鉄道と3つの高速道路(能越自動車道、東海北陸自動車道、北陸自動車道)が通る交通の便が良い地域として工業化が進み、市内にはLIXIL、伊藤ハム等の企業の工場がある。
市内の中心部には小矢部川が流れている。
市内には主にヨーロッパの有名建築を模した保育所、小学校、中学校が立ち並び、「メルヘンの街」として有名である。
北部・北西部から南西部にかけては山地または中山間地。
東部から南部にかけては砺波平野の一角を成し、石動・津沢の両市街地を除いて全般に散居村ののどかな景観が広がる。
1962年8月1日に旧西礪波郡石動町と、津沢地区を中心とする同郡砺中町とが合併、市制施行によって誕生した。
「平成の大合併」では、前市長の大家啓一が旧西砺波郡福岡町との1市1町合併を所望していたが、福岡町及び当時の町長の石澤義文は元々高岡市志向が強いこともあり高岡市との合併の意志が強く、小矢部市は形勢不利であった(福岡町は既に火葬場建設組合事業、ケーブルテレビ事業などでも高岡市と提携していた)。
また、福岡町及び石澤町長は合併にあたり「砺波地区とは一緒にやれない」として、砺波地区からの離脱の意向も示していた。
やがて高岡市・福岡町サイドから、2市1町による高岡広域圏内での合併案を持ち掛けられるも、今度は逆に小矢部市サイドに砺波市志向が強い背景もあって誘いを拒否。
単独市制の道を選んだ。
これにより「となみ野」の一員としての面目を保つこととなった。
一級建築士で元北陸地方建設局長だった小矢部市市長の松本正雄が「子供たちに夢を与えたい」と、市内の公共建築をヨーロッパや東京の有名な洋風建築物に模すことを発案。
1976年から1992年にかけて、35か所が建設された。
これらは「メルヘン建築」と呼ばれるようになり、現在では市や市観光協会もそう呼んで観光客誘致に活用している。
コスプレ撮影の背景として人気がある。
治承・寿永の乱(いわゆる源平合戦)で、倶利伽羅峠の戦いが行われた。
倶利伽羅峠は県定公園になっており、古戦場がある。
源義仲(木曾義仲)が使ったと伝承される火牛の計にちなんだ源平火牛まつりが7月下旬に開催される。
源氏ヶ峰城は源平合戦に遡る城跡である。
倶利伽羅峠とその周辺にはこのほか埴生護国八幡宮、医王院、倶利伽羅不動寺といった社寺がある。
道の駅(メルヘンおやべ)では、ご当地料理としてエッグホッパーが売り出されている。
●【山】
稲葉山、三国山、倶利伽羅峠
【河川】
小矢部川、子撫川、渋江川
【高等学校】
石動高等学校、小矢部園芸高等学校、となみ野高等学校
【中学校】
石動中学校、大谷中学校、蟹谷中学校、津沢中学校
【小学校】
石動小学校、大谷小学校、蟹谷小学校、津沢小学校、東部小学校
【あいの風とやま鉄道】
石動駅
【道路】
国道8号、国道359号、国道471号、富山県道9号富山戸出小矢部線、富山県道16号砺波小矢部線、富山県道32号小矢部伏木港線、富山県道42号小矢部福光線、富山県道48号福光福岡線、富山県道72号坪野小矢部線、富山県道・石川県道74号小矢部津幡線
【道の駅】
メルヘンおやべ
【名所・旧跡・観光スポット】
安養寺城、一乗寺城、今石動城、稲葉山牧場、宮島峡、宮島温泉、クロスランドおやべ、桜町遺跡、ヴォイスミュージアム、千羽平ゴルフクラブ、ゴルフ倶楽部ゴールドウィン、おやべホワイトラーメン、三井アウトレットパーク北陸小矢部
【祭事・催事・イベント】
石動曳山祭(4月)、津沢夜高祭り(6月)、ヘリコプター&防災・防犯フェスティバル(8月)
【著名な出身人物】
寒玉子爲治郎(大相撲力士)、中村外二(大工)、馳浩(政治家)、上田大樹(映像ディレクター)、吉川由華(ホッケー選手)、小野真由美(ホッケー選手)、津沢寿志(柔道選手)、今井隆信(アナウンサー)、荒木貴裕(プロ野球選手)、本多純平(プロバスケットボール選手)、W.C.カラス(シンガー)