【都道府県】 徳島県
【市町村】 勝浦郡上勝町
【面積】 109.63km2
【人口】 1,338人(2020年6月1日)
【人口密度】 12.2人/km2
【町役場】 徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下横峯3番地1
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概要
徳島県の中部に位置する町である。
勝浦川の上流に位置する町であり、雲早山を町内最高峰として、全体として山岳地帯である。
また、四国の町の中では最も人口が少ない。
近年、ゴミゼロ運動や第三セクター企業「いろどり」の「葉っぱビジネス」、樫原の棚田、山びこポイントなどがテレビ番組によく取り上げられる。
特に2003年9月に出されたゼロ・ウェイスト宣言(ゴミゼロ運動)と「いろどり」については日本全国から取材にくるほどになっている。
また、住民参加型のバイオマス利活用にも取組んでいる。
その他、I/Uターン者が増加したことや、廃校利用、住民参画型まちづくり「1Q(いっきゅう)運動会」も脚光を浴びている。
ゼロ・ウェイスト活動の活性化のため、県内企業家が世界初の量売り百貨店「上勝百貨店」(現在のRISE&WIN Brewing .co BBQ&General store)を開設させるなどしたこともある。
町内ではゴミの回収を行っておらず、町民が自ら処分場へゴミを持ち込む。
ゴミの持ち込みが難しい高齢者には2ヶ月に1度ゴミの回収を行っている。
ゴミは45種類に分別し、まだ使える不用品は処分場に申請し引き取ってもらい、引き取った不用品は申請すれば町民以外も無料で持ち帰ることができる。
現在では多くの大学や企業、自治体が調査・研究で上勝町を訪れるようになり、2014年度には年間2,213人が視察に訪れている。
棚田オーナー制度や徳島大学とともに企画した棚田ライトアップ、空き家を改修した施設の増加により、徳島市や京阪神エリアから手頃に来ることのできる田舎としても注目されている。
1955年(昭和30年)7月20日に高鉾村・福原村が合併して発足。
町内に鉄道路線なし。
上勝町内を通る県道はこの1路線のみ。
ひとつの自治体内を通る国道または県道が1路線のみなのは徳島県では上勝町が唯一である。
●【特産品】
つまもの 「彩(いろどり)」、上勝阿波晩茶、神田茶、ポン酢、上勝ゆこう、ゆず、すだち、しいたけ、キクイモ、やこめ(焼米)、地ビール(KAMIKATZビール)
【山】
旭ヶ丸、雲早山、高丸山、山犬嶽、高根山
【河川】
勝浦川、旭川、藤川谷川、杉地谷川
【中学校】
上勝中学校
【小学校】
上勝小学校
【保育園】
彩保育園
【道路】
徳島県道16号徳島上那賀線
【名所・旧跡・観光スポット】
月ヶ谷温泉、いっきゅう茶屋 いっきゅう茶屋、樫原の棚田、灌頂ヶ滝、剣山スーパー林道、山犬嶽、高丸山、高丸山千年の森、殿川内渓谷、正木ダム、RISE&WIN Brewing .co BBQ&General Store、美愁湖、射手座造船所、慈眼寺、穴禅定、殿川内渓谷