【都道府県】 熊本県
【市町村】 人吉市
【面積】 210.55km2
【人口】 31,764人(2020年6月1日)
【人口密度】 151人/km2
【市役所】 熊本県人吉市麓町16番地
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概要
熊本県の最南部にある市である。
九州山地に囲まれた人吉盆地に位置し、球磨川沿いの温泉と川下りで有名。
人吉・球磨地方の中心地で、人吉藩相良氏の城下町として栄えた。
市内中心部に熊本県唯一の国宝である青井阿蘇神社があり、2015年4月24日には近隣の球磨郡の各町村と並んで「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里―人吉球磨~」が日本遺産に認定された。
熊本市から直線距離で真南に約70kmの場所に位置し、熊本県の最南端に当たる。
北部と南部は九州山地の一角をなす山地である。
市域南部は標高1,000m級の山地で宮崎県のえびの市と鹿児島県の伊佐市に接している。
市の中心部は人吉盆地の西端で、球磨川が東から西に貫流する。
市内では万江川・山田川・鹿目川・胸川など多数の支流が球磨川へ流れ込んでいる。
中心部は古くからの城下町の町並みが残っており、小京都と呼ばれる。
盆地で大きな川があり支流も多いという地形上、冬季で晴れた日の朝はほぼ100%濃霧が発生する。
その頻度は霧発生日数日本一を毎年争う程だが、この霧が高速道路の速度規制などを生むこともある。
発生した霧も地形的にほとんど流出しないため、正午近くまで残ることも珍しくない。
昭和初期には温泉の採掘が盛んになり、日本二十五勝のひとつとなった球磨川とともに宣伝されるようになった。
1933年頃には球磨焼酎や球磨川下りとともに「泉都人吉」と称されるようになる。
かつて「陸の孤島」といわれた人吉は、1960年代以降人口減が続いた。
この対策として観光業・農林業の振興や企業誘致を掲げ、対策前は年70 – 80万人ほどであった観光客数も1990年には100万人を突破した。
しかし九州自動車道の全通などにより拠点性を失い「通過都市」となりつつあることから、「物語都市ひとよし」構想の推進による地域活性化を図っている。
1942年2月11日に人吉町・西瀬村・中原村・藍田村が対等合併し市制施行。
かつては、農業と酒造で栄えたが農業の衰退によって活気が失われ、近年では高齢化と過疎化が著しい。
高速道路の開通及び市内幹線道路の整備により交通の便は格段に向上したが、それまでの商店街的な店舗からジャスコ(現・イオン)などの郊外型大型店やコンビニエンスストアが店舗の中心になるようになり、市街中心部(人吉駅 – 九日町)の空洞化が目立っている。
●【特産物】
球磨焼酎、ウッチャン焼酎、つぼん汁、鮎の甘露煮、塩焼き
【郷土玩具】
きじ馬(きじ車)、花手箱、うんすんカルタ
【専修学校】
九州技術教育専門学校人吉校
【高等学校】
人吉高等学校、球磨工業高等学校
【中学校】
第一中学校、第二中学校、第三中学校
【小学校】
人吉東小学校、人吉西小学校、東間小学校、大畑小学校、西瀬小学校、中原小学校
【JR九州 肥薩線】
西人吉駅 – 人吉駅 – 大畑駅 – 矢岳駅
【くま川鉄道 湯前線】
人吉温泉駅 – 相良藩願成寺駅
【道路】
国道219号、国道221号、国道267号、国道445号
【名所・旧跡・観光スポット】
人吉温泉、球磨川下り、ラフティング、鹿目の滝、人吉城跡、人吉城歴史館、青井阿蘇神社、相良護国神社、相良神社、老神神社、永国寺、人吉駅、SL人吉、肥薩線 -人吉駅-吉松駅間、大村横穴群、人吉ループ橋、武蔵資料館、道の駅人吉・クラフトパーク石野公園、大畑梅園
【祭事・催事・イベント】
ひなまつり(2月~3月)、ひとよし春風マラソン(2月)、梅祭り(3月)、人吉温泉球磨焼酎祭(5月)、人吉花火大会(8月)、鹿目の滝祭り(8月)、おくんち祭(10月)、産業健康福祉祭り(11月)、人吉駅伝大会(12月)
【著名な出身人物】
内村光良(お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」)、高村公平(ローカルタレント)、村仲皆美(ローカルタレント)、木下貴信(お笑いコンビ「パタパタママ」)、神谷光(俳優)、熊川雄大(俳優)、富田千晴(モデル)、塚原哲平(歌手)、podo(ロックバンド)、平野野平(津軽三味線奏者)、KiLa(マジシャン)、増澤空(映画助監督)、堀美臣(撮影監督)、犬童球渓(作詞家)、上村占魚(俳人)、宮崎精一(洋画家)、塚本哲(グラフィックデザイナー)、恒松正敏(画家)、とり・みき(漫画家)、岩井茜(プロ雀士)、吐夢(化粧師)、永椎晃平(漫画家)