【都道府県】 宮城県
【市町村】 刈田郡七ヶ宿町
【面積】 263.09km2
【人口】 1,244人(2020年12月1日)
【人口密度】 4.73人/km2
【町役場】 宮城県刈田郡七ヶ宿町字関126番地
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概要
1957年(昭和32年)4月1日に町制施行して七ヶ宿町となる。
宮城県の南西部、刈田郡に位置する町である。
宮城県の南西端に位置し、福島県と山形県に接する小さな町で蔵王連峰の南に位置している。
可住地面積 (30.71km2) は、町の面積263km2の11.7%しかない、山がちな地形である。
町域は七ヶ宿ダムの堤体の上流側(西側)に広がっており、国道113号沿いの白石川の河岸段丘上、および県道51号南蔵王七ヶ宿線沿いに主な集落がある。
町名の由来は羽州街道(現・国道13号他)と奥州街道(現・国道4号)とを結ぶ街道「山中通小坂越」(山中七ヶ宿街道)沿いの仙台藩・陸奥国領内に七つの宿場(上戸沢、下戸沢、渡瀬、関、滑津、峠田、湯原)が置かれたことによる。
この街道は白石川沿いに町を東西に貫いており、現在は国道113号となっている。
国道399号沿いにある稲子地区は、仙台藩内の国境警備の場所であり、その足軽の子孫などが現在でも居住している。
江戸時代には奥羽をつなぐ重要なルートとして参勤交代にも用いられて賑わい、1887年(明治20年)12月15日の日本鉄道(現・JR・東北本線)・白石駅開業に伴って車馬の通行に供する道路整備がなされ、絶頂期を迎えた。
しかし、10余年後の1899年(明治32年)5月15日、日本海側に直達する奥羽南線(現・JR奥羽本線の一部)の福島駅 – 米沢駅間が開業すると、わざわざ太平洋側の白石から奥羽山脈越えをする当街道の地位は急速に凋落した。
また、七ヶ宿ダム建設に伴う水没地区の158世帯637人が1982年(昭和57年)までにほぼ移転。
1950年(昭和25年)に5,536名であった七ヶ宿町の人口は2005年(平成17年)には1,871人まで減少している。
宮城県内では、大衡村(6000人弱)の人口を下回る1500人に満たない県内最小の自治体となった。
また、高齢化率も県内最高の46.3%(2016年)となっている。
町内に信号機は1交差点にしかない。
町内の横川地区では街道沿いの水路上に各世帯が床無しの別棟「川端」(かばた)を建て、かつては洗い物・洗濯の場とし、現状では漬物小屋となっている特徴的な生活様式が今なお残る。
観光地として七ヶ宿ダムのほか滑津大滝や長老湖、みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場などがある。
町内に鉄道路線は無い。
●【山】
蔵王連峰、舟引山、二ツ森山、番城山、フスベ山
【河川】
白石川
【湖沼】
長老湖
【高等学校】
白石高等学校七ヶ宿校、西山学院高等学校
【中学校】
七ヶ宿中学校
【小学校】
七ヶ宿小学校
【道路】
国道113号、国道399号、山形県道・宮城県道13号上山七ヶ宿線、宮城県道51号南蔵王七ヶ宿線
【名所・旧跡・観光スポット】
滑津大滝、長老湖、玉の木原水芭蕉群生地、不忘山、道の駅七ヶ宿、関宿、滑津宿、峠田宿、湯原宿、みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場、南蔵王青少年旅行村、七ヶ宿ダム公園
【祭事・催事・イベント】
わらじで歩こう七ヶ宿
【著名な出身人物】
大葉亀之進(こけし工人)