【都道府県】 秋田県
【市町村】 仙北郡美郷町
【面積】 168.32km2
【人口】 18,569人(2021年1月1日)
【人口密度】 110人/km2
【町役場】 秋田県仙北郡美郷町土崎字上野乙170番地10
無料の動画を楽しみましょう♪
YouTube responded with an error: Permission denied: Consumer 'api_key:AIzaSyDT2OduLZeXjsr5HV5NpNwZz-fl_IefBZY' has been suspended.
概要
2004年(平成16年)11月1日に千畑町、六郷町、仙南村が合併し、美郷町が発足。
秋田県仙北郡にある町。
美郷町は秋田県内の平成の大合併の第1号である。
合併以降、旧町村庁舎3つに町役場機能を分散した分庁舎方式を採用し、町長室がある六郷庁舎を本庁舎扱いにしていたが、2010年(平成22年)1月4日より千畑庁舎(旧:千畑町役場)に機能を集約して本庁舎とした。
これは、千畑庁舎が1990年代に建築したもので六郷庁舎や仙南庁舎よりも新しく、また他庁舎に比べて敷地が広く増改築しやすいことなどが理由であり、町の中央に位置し最大集落である六郷との地理的な関係なども考慮した結果であると説明された。
これにともない、本庁扱いされていた旧六郷庁舎は中央行政センターに、旧仙南庁舎は南行政センターに改め、それぞれの機能を証明書の発行など最低限の住民サービスを残す程度に大幅に縮小した。
横手盆地の東部にあって、町の東側は奥羽山脈の山々が連なる。
丸子川やその支流が形成する六郷扇状地・千屋扇状地に位置し、町内各所で地下水が自噴する。
とくに六郷扇状地扇端部は美郷町六郷として「水の郷百選」に選定されている。
豊かな水と夏季の温暖な気候にめぐまれ、扇状地扇端部や後背湿地を中心に古来米づくりを中心とする農業が発達してきた。
かつては、水の得にくい扇状地扇央部を中心に養蚕・畑作・馬産もみられ、広大な落葉樹林を利用した製炭業やスギなどの林業もさかんであったが、戦後の田沢疏水の開通によって扇央部も水田化が進み、農家の経営規模は拡大した。
今日では天狗森丘陵で和牛の飼育、金沢地区・飯詰地区でりんごの栽培もさかんである。
名水と秋田米を利用した日本酒醸造業が古くから盛んである。
現在は「春霞」(栗林酒造店、明治7年創業)、「八千代」(八千代酒造、大正4年創業)、「奥清水」(高橋酒造店、大正8年創業)の3つの蔵元しか残っていないが、かつては京野酒造店の「國之誉」(文政11年創業)、志ら梅酒造店の「志ら梅」(元禄年間創業)などの蔵元もあった。
享保年間には、六郷川内池・高野500軒中19軒の酒屋があり、タガ屋が15軒あったと記録されている。
納豆、味噌、醤油など大豆を原料とする発酵食品の生産も行われており、とくにヤマダフーズは業務用納豆の製造では全国的なシェアを持つ。
●【名物】
美郷まんま、流しそうめん
【山】
黒森山、真昼岳
【河川】
出川、丸子川、善知鳥川、厨川、七滝川
【湖沼】
潟尻ダム、金沢ダム
【高等学校】
六郷高等学校
【中学校】
美郷中学校
【小学校】
六郷小学校、千畑小学校、仙南小学校
【JR東日本 奥羽本線】
後三年駅 – 飯詰駅
【道路】
国道13号(旧羽州街道)、秋田県道11号角館六郷線、岩手県道・秋田県道12号花巻大曲線、秋田県道50号大曲田沢湖線、秋田県道116号川西六郷線、秋田県道263号熊堂六郷線、秋田県道266号耳取後三年停車場線、秋田県道267号金沢吉田柳田線、秋田県道305号千畑大曲線
【名所・旧跡・観光スポット】
美郷町ラベンダー園、六郷湧水群、真木真昼県立自然公園、秋田諏訪宮、六郷熊野神社、後三年合戦古戦場、雁の里山本公園、一丈木公園、坂本東嶽邸、払田柵跡、一丈木遺跡、飯詰竪穴群、運穣野組石群、内村遺跡、石名館遺跡、鎧ケ崎遺跡、矢矧殿遺跡、長岡森遺跡、一字山経塚、本堂城、六郷城、飯詰城、六郷一里塚、野荒町一里塚、六郷飛行場、天然記念物、千屋断層
【祭事・催事・イベント】
六郷のカマクラ行事(2月)、全県かけ唄大会(8月)、ラベンダー祭り(6月~7月)、美郷ジャズフェスティバル(10月)
【著名な出身人物】
小杉天外(小説家)、飯村稷山(漢詩人)、小西正太郎(洋画家)、佐藤章(飛行家)、高橋喜平(エッセイスト)、むのたけじ(ジャーナリスト)、佐々木久実(日本画家)、藤井勉(洋画家)、泉谷玄作(写真家)、ブラボー中谷(マジシャン)、澁谷和之(デザイナー)、加藤武久(競輪選手)、赤坂義昭(プロボクサー)、加藤忍(競輪選手)、伊藤敬子(バレーボール)、小田島英巨(陸上競技)、華王錦武志(力士)、畠山久左衛門(政治家)、江畑新之助(政治家)、坂本理一郎(政治家)、寺田隆造(政治家)、松田知己(政治家)