【都道府県】 秋田県
【市町村】 雄勝郡羽後町
【面積】 230.78km2
【人口】 13,603人(2021年1月1日)
【人口密度】 58.9人/km2
【町役場】 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野177
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概要
1955年(昭和30年)4月1日に西馬音内町・三輪村・新成村・明治村・元西馬音内村・田代村・仙道村の1町6村が合併して誕生。
秋田県の南部に位置する町である。
キャッチフレーズは「緑と踊りと雪の町」。
周囲を山に囲まれ、古くは小野寺氏の城下町として発展した。
県内屈指の豪雪地帯であり、山間部の積雪量は2メートルを超えることもしばしばである。
主要産業は農業で、米ではあきたこまちの生産量が多い。
黒毛和牛に代表される畜産も盛んである。
県南でも最大の観客動員数がある「西馬音内の盆踊」は日本三大盆踊りと称される。
湯沢市、雄勝町などとともに雄勝郡内を巻き込んだ合併の話があったが、羽後町は県内でいち早く合併に加わらないことを決断し、町議会もそれを承認したことが注目された。
国による地方の切り捨てに反発すると同時に、湯沢市が背負う莫大な負債を負担することに対する危惧と町内の伝統文化の衰退を懸念したことによるものだった。
町内を鉄道路線は通っていない。
羽後町には古くからの伝統行事が多いだけでなく近年になってからも数多くのイベントが企画されるなど、町民を中心にしたお祭りが盛んである。
かがり美少女イラストコンテスト(かがり火天国)のような斬新なイベントも多い。
また県内でも有数の文化財を残す町として知られ、文化財保存の実績は県内でも極めて高い。
建築物や伝統芸能が数多く残されているのが特徴である。
三輪神社は本殿(室町時代)境内社須賀神社本殿(桃山時代 – 江戸時代初期)のほかにも、鐘楼や境内社八幡神社が江戸時代の建造物である。
鈴木家住宅は東北地域最も古い部類に属する中門造りの民家であるり 東北鈴木姓発祥の地。
主屋のほか大正時代に建てられた土蔵も重要文化財に追加指定された。
また、周辺地域にも茅葺の古民家が多数現存する。
いずれも、近世以前の古建築が少ない県内では希少な遺構である。
西馬音内の盆踊は毎年10万人以上の観光客が訪れ、開催時期にはJR湯沢駅まで臨時列車が運行されるほどである。
この踊りを一躍有名にしたのが『ニュースステーション』の生中継で、全国的に知られるようになり観光客が急増した。
そのため、観客と踊り手の場所の確保が困難になるなど新たな問題も浮上している。
羽後町は茅葺き屋根の古民家が秋田県内で最も多く残されている町として知られている。
●【名物・特産品】
羽後牛、羽後すいか、あぐりこうどん、西馬音内そば
【山】
姥井戸山
【河川】
石沢川
【高等学校】
羽後高等学校
【中学校】
羽後中学校
【小学校】
西馬音内小学校、三輪小学校、高瀬小学校、羽後明成小学校
【道路】
国道398号、秋田県道34号羽後向田館合線、秋田県道36号大曲大森羽後線、秋田県道57号十文字羽後鳥海線、秋田県道275号鴻屋梺線、秋田県道276号下開清水線、秋田県道311号羽後雄勝線
【道の駅】
うご
【祭事・催事・イベント】
西馬音内の盆踊、仙道番楽、猿倉人形芝居、うご牛まつり、ゆきとぴあ七曲・花嫁道中、藍と端縫いまつり、うご夏の夢市・かがり火天国、かがり美少女イラストコンテスト、西馬音内盆踊り定期公演
【名所・旧跡・観光スポット】
三輪神社、須賀神社、八幡神社、鈴木家住宅、黒澤家住宅、阿部家住宅、旧長谷山邸、地蔵院鐘楼門、西蔵寺山門、旧対川荘、御嶽神社、あぐりこ神社
【著名な出身人物】
有原誠治(アニメーション作家)、石垣政和(ローカルタレント)、岩本公水(歌手)、おおひなたごう(漫画家)、大蛇山酉之助(力士)、仙道作三(作曲家)、辻永ひつじ(漫画家)、美和剛(漫画家)、和田侑子(ミュージカル俳優)