【都道府県】 山形県
【市町村】 天童市
【面積】 113.01km2
【人口】 62,012人(2021年1月1日)
【人口密度】 549人/km2
【市役所】 山形県天童市老野森一丁目1番1号
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概要
1958年(昭和33年)10月1日に東村山郡天童町が市制施行して天童市となる。
山形県東部にある人口約6万2千人の市。
将棋駒と温泉のまちとして知られ、近年は山形市のベッドタウンとして発展している。
県内人口5位。
乱川扇状地と立谷川扇状地のほぼ中間に位置し、市全体が山形盆地の中央付近に位置するため、全般的に平坦である。
市内東部は奥羽山脈に近いため丘陵部や山地で占められ、山間部の集落も幾つか存在する。
市内西部は水田が占めていたが、最近は新興住宅地が連なっている。
乱川・立谷川は市域の自然境界を為し、これらの河川により東根市・山形市と接する。
西部は最上川を境に寒河江市に接する。
年間を通じて気候は温暖で、冬の降雪量も少ない。
市のほぼ中心部を、南北にJRと国道13号が走る。
市街地はそれらの交通の動脈の間にある。
また市域中部の国道13号より仙台方面へ向かう国道48号が分岐し、市東部から関山峠を経由して宮城県へ至る。
さらに、山形自動車道、山形空港なども近く交通の便に恵まれている。
中心市街地のやや南部に舞鶴山があり市域を南北に分けている。
舞鶴山は天童城の城址でもあり、山頂では毎年4月下旬にプロ棋士が人間が扮する駒で将棋を指す人間将棋が行われている。
また舞鶴山周辺には天童民芸館(佐藤千夜子顕彰館、平成28年6月に閉館)など歴史的な建造物が残る。
将棋駒の産地らしく、市内の至る所に将棋のモニュメントがあり、市街地に流れる倉津川にかかる橋には、王将橋、金将橋などそれぞれ将棋の駒の名前がついている。
天童駅から徒歩10分程度に天童温泉街がある。
国道48号による仙台市への交通利便性から、仙台都市圏からの観光客が多い反面、天童市からの仙台都市圏・山形市域への依存も大きい。
また、北隣の東根都市圏との繋がりも深い。
山形市による合併協議においても上山市が参加したのに対し天童市は不参加であった。
ただし、郊外型店舗の出店も手伝い、天童駅前から温泉街に至る中心市街地は緩やかな空洞化の状態にある。
県内有数の名刹山寺に近いこともあり、また山形県域の中央部に近い位置により、山形県観光の拠点とされることも多く、元来は温泉街を中核とした観光都市の性格が強かったが、近年は宅地化が進み、山形市の北のベッドタウンとして機能し山形都市圏の一翼を担い、人口増加の基調を維持している。
●【特産品】
将棋の駒、左馬の置物、木工家具、サクランボ、ラ・フランス
【山】
舞鶴山
【河川】
倉津川
【短期大学】
羽陽学園短期大学
【高等学校】
天童高等学校、創学館高等学校
【中学校】
第一中学校、第二中学校、第三中学校、第四中学校
【小学校】
天童中部小学校、天童南部小学校、天童北部小学校、荒谷小学校、蔵増小学校、高擶小学校、津山小学校、寺津小学校、長岡小学校、成生小学校、干布小学校、山口小学校
【美術館・博物館】
天童市美術館、出羽桜美術館、広重美術館、天童オルゴール博物館、天童市将棋資料館、旧東村山郡役所資料館
【JR東日本 奥羽本線(山形線)】
高擶駅、天童南駅、天童駅、乱川駅
【道路】
国道13号、国道48号、山形県道19号山形山寺線、山形県道20号山形羽入線、山形県道22号山形天童線、山形県道23号天童大江線、山形県道24号天童寒河江線
【名所・旧跡・観光スポット】
天童温泉、格知学舎、建勲神社、舞鶴山、若松寺、じゃがらもがら
【祭事・催事・イベント】
天童桜祭りの人間将棋、山形国際ジャズフェスティバルin天童、平成鍋合戦
【文化財】
若松寺観音堂、西沼田遺跡
【著名な出身人物】
彩坂美月(小説家)、伊藤豪(俳優)、大石奈緒(ボウリング選手)、加藤武治(元プロ野球選手)、栗原健太(元プロ野球選手)、今野忠一(日本画家)、佐藤千夜子(歌手)、佐藤正宏(劇団WAHAHA本舗)、佐藤晴美(ダンサー)、せいの奈々(漫画家)、平田敏夫(アニメーション監督)、宮城浩蔵(政治家)、米屋浩二(カメラマン)、ミッチーチェン(芸人)、MCGATA(ミュージシャン)、森谷勇太(俳優)、緒方太郎(アナウンサー)、高橋咲良(アナウンサー)