旅行関連の独自の人気ランキングです!
インターネット情報、SNS情報などを参考に独自の順位です。
効果的な旅行の参考にどうぞ♪
- ■ 1位 兼六園(石川県金沢市)
- ■ 2位 栗林公園(香川県高松市)
- ■ 3位 足立美術館 日本庭園(島根県安来市)
- ■ 4位 岡山後楽園(岡山県岡山市)
- ■ 5位 偕楽園(茨城県水戸市)
- ■ 6位 新宿御苑(東京都新宿区)
- ■ 7位 桂離宮(京都府京都市)
- ■ 8位 六義園(東京都文京区)
- ■ 9位 三溪園(神奈川県横浜市)
- ■ 10位 浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)
- ■ 11位 天龍寺 曹源池庭園(京都府京都市)
- ■ 12位 慈照寺・銀閣寺庭園(京都府京都市)
- ■ 13位 西芳寺・苔寺(京都府京都市)
- ■ 14位 平安神宮 神苑(京都府京都市)
- ■ 15位 無鄰菴(京都府京都市)
- ■ 16位 姫路城西御屋敷跡庭園 好古園(兵庫県姫路市)
- ■ 17位 玄宮園(滋賀県彦根市)
- ■ 18位 依水園(奈良県奈良市)
- ■ 19位 水前寺成趣園(熊本県熊本市)
- ■ 20位 知覧武家屋敷庭園群(鹿児島県南九州市)
- ■ 21位 縮景園(広島県広島市)
- ■ 22位 徳川園(愛知県名古屋市)
- ■ 23位 毛越寺 浄土庭園(岩手県平泉町)
- ■ 24位 会津松平氏庭園 御薬園(福島県会津若松市)
- ■ 25位 旧古河庭園(東京都北区)
- ■ 26位 清澄庭園(東京都江東区)
- ■ 27位 山本亭(東京都葛飾区)
- ■ 28位 玉泉院丸庭園(石川県金沢市)
- ■ 29位 由志園(島根県松江市)
- ■ 30位 北川村「モネの庭」マルモッタン(高知県北川村)
- ■ まとめ
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■ 1位 兼六園(石川県金沢市)
住所・概要
石川県金沢市兼六町に広がる兼六園は、日本庭園を代表する存在として全国的に知られ、岡山後楽園、水戸偕楽園と並ぶ日本三名園の一つです。金沢城の外郭に造られた大名庭園を起源とし、長い年月をかけて歴代加賀藩主が手を加えながら現在につながる景観が形づくられてきました。庭園全体は一つの大きな景色を遠くから眺める構成ではなく、池、築山、曲水、橋、松、茶屋、灯籠などが園内の各所に配置され、歩くたびに印象が変化する回遊式庭園になっています。金沢駅から路線バスで比較的短時間で到着でき、金沢城公園や21世紀美術館、ひがし茶屋街などの主要観光地とも組み合わせやすいため、庭園そのものの魅力だけでなく旅行のしやすさでも全国トップクラスです。
人気の理由・庭園最大の魅力
兼六園の魅力を一言で表すなら「一年のどの季節に訪れても、その季節を象徴する風景が完成していること」です。園内を代表する徽軫灯籠と霞ヶ池は旅行雑誌などでも頻繁に紹介されますが、実際に訪れると有名な撮影地点以外にも印象的な場所が非常に多いことに気付きます。巨大な唐崎松、緩やかに流れる曲水、小さな橋、苔むした石、茶屋周辺の落ち着いた景観などが連続し、歩く速度によって見える景色まで変わってきます。特に冬の雪吊りは兼六園を象徴する風物詩です。松の枝が雪の重みで折れないよう縄を放射状に張る実用的な技法ですが、その姿自体が美しい造形となり、雪が積もると金沢でしか見られない冬景色になります。一方、春には桜、初夏にはカキツバタや新緑、秋にはモミジ、冬には雪と、季節ごとに主役が完全に入れ替わります。庭園初心者にとっても見どころが分かりやすく、歴史や造園に詳しい人なら細かな石組みや水路まで楽しめるため、幅広い旅行者におすすめできます。
旅行に必要な費用・滞在時間
兼六園だけを見学する場合、入園料は比較的手頃で、金沢駅から公共交通を利用して往復し、園内または周辺で昼食や甘味を楽しんでも、現地観光費は一人3,000~7,000円程度を目安にできます。兼六園の見学時間は急げば1時間程度でも可能ですが、本来の魅力を味わうなら90分から2時間程度がおすすめです。隣接する金沢城公園と玉泉院丸庭園を加える場合は3~4時間程度、21世紀美術館や茶屋街まで含めるなら丸一日を確保した方が満足できます。金沢市内に宿泊する1泊2日旅行であれば、宿泊施設のグレードにもよりますが現地滞在費として15,000~30,000円程度を想定すると余裕があります。冬は防寒靴、夏は日差し対策など季節に応じた装備も重要です。
おすすめの観光時期
初めて訪れる人に特におすすめしたいのは、紅葉と雪吊りが重なる晩秋から初冬です。赤や黄色に染まった木々の背後に縄を張った松が立ち、兼六園らしい景観を一度に楽しめます。桜を目的にするなら4月上旬前後、新緑を楽しむなら5月、雪景色を狙うなら1~2月が候補になります。ただし雪景色は天候次第なので確実性はありません。写真撮影を重視する場合は、混雑が少なく水面も穏やかになりやすい朝が狙い目です。大都市の派手な観光施設とは違い、訪れるたびに違う表情を見せてくれること、周辺観光との相性、全国的知名度、歴史的価値を総合して、本ランキングでは1位としました。
[ryokou-rank-1]■ 2位 栗林公園(香川県高松市)
住所・概要
香川県高松市栗林町一丁目にある栗林公園は、紫雲山を背景に広がる巨大な回遊式大名庭園です。庭園として利用される平庭部分だけでも相当な広さがありますが、背後の山まで景観の一部に取り込んでいるため、実際に歩くと想像以上のスケールを感じます。高松市中心部に近く、JRやことでん、路線バスなど複数の交通手段を選べることも旅行者には大きな利点です。高松駅周辺から庭園へ向かい、その後讃岐うどん店や高松城跡を巡るルートも組みやすく、香川県旅行の中心的な観光スポットとして使えます。
人気の理由・庭園の魅力
栗林公園では複数の池、築山、橋、茶室、島、松などが巧みに配置され、「一歩一景」と呼ばれるほど歩くたびに新しい景色が生まれます。特に南湖周辺の眺めは見事で、水面の向こうに建物や松が重なり、そのさらに後方へ紫雲山が続くことで非常に奥行きのある風景になります。園内には長い年月をかけて仕立てられてきた松が多数あり、花が咲いていない季節でも庭園としての骨格が崩れません。日本庭園を「花を見る場所」だと思っている人が訪れると、樹木そのものの形や枝ぶりまで鑑賞対象になることを実感できます。また園内には掬月亭など休憩しながら庭を眺められる場所もあり、歩くだけで終わらせず、座って景色を味わえるのも魅力です。
旅行に必要な費用・回り方
高松市内から半日で訪れる場合、入園料、公共交通、昼食や飲み物を含めて3,000~7,000円程度が目安です。讃岐うどんを中心に食事を選べば、観光地としては比較的低予算でも満足度の高い一日を作れます。園内が広いため、最低でも90分、できれば2時間以上を確保したいところです。写真を撮りながら茶室で休憩するなら3時間ほど見ておくと余裕があります。高松城跡や屋島などを加えて1泊2日にする場合は、宿泊込みで13,000~28,000円程度が一般的な旅行予算になるでしょう。
おすすめの観光時期
春と秋は特に人気がありますが、栗林公園は常緑の松が景観の中心にあるため、一年を通じて美しさが安定しています。桜の時期には池と花が華やかな雰囲気を作り、新緑期は庭園全体が瑞々しい緑に包まれます。秋はモミジの赤や黄が松の深い緑と対照をなし、冬は葉の少ない木々によって石組みや枝の形が分かりやすくなります。雨の日も水面や石が濡れて色が濃くなり、晴天とは異なる趣があります。規模、造園の完成度、アクセス、料金、年間を通じた鑑賞価値が非常に高く、全国でも特に満足度の高い庭園として2位としました。
[ryokou-rank-2]■ 3位 足立美術館 日本庭園(島根県安来市)
住所・概要
島根県安来市古川町にある足立美術館は、日本画のコレクションで有名な美術館であると同時に、庭園そのものが最大級の鑑賞対象になっている珍しい施設です。一般的な日本庭園では園路を歩きながら景色を変えていきますが、ここでは美術館の建物内部から庭を眺める場所が多く、窓が額縁のような役割を果たします。安来駅から無料シャトルバスなどを利用してアクセスでき、松江や玉造温泉を拠点にした旅行にも組み込みやすい場所です。
人気の理由・魅力
足立美術館の庭園には、白砂青松庭、枯山水庭、苔庭、池庭など異なる表情の庭があり、それぞれが一枚の日本画のように見えるよう計算されています。窓の位置、建物内部からの視線、樹木や石の配置まで含めて構図がつくられており、鑑賞者は庭を歩くというより「生きた絵画」を眺める感覚になります。白砂の明るさ、刈り込まれた松の濃い緑、遠方の山並みが重なる景観は非常に整っており、写真で見る以上に空間の奥行きを感じます。また雨や雪の日でも室内から庭園を見られるため、天候に左右されにくいのも旅行スポットとして大きな長所です。
旅行に必要な費用・滞在時間
一般的な庭園と比較すると入館料は高めですが、美術館鑑賞と庭園鑑賞の両方を楽しめるため、内容を考えれば一つの総合文化施設として捉えるとよいでしょう。安来駅周辺から訪れ、入館料、食事などを含めた半日予算は5,000~9,000円程度。滞在時間は庭園だけでも1時間以上、美術館の展示までじっくり鑑賞するなら2~3時間は必要です。松江城や由志園を組み合わせる1泊2日旅行なら、現地で15,000~30,000円前後を想定すると計画しやすくなります。
おすすめの観光時期
5月前後の新緑では白砂と緑の対比が鮮明になり、11月頃には遠景の山や庭木が赤や黄色に染まります。冬の積雪時には、もともと白い砂と雪の境界が溶け合い、墨絵のような静かな景色になることがあります。猛暑や雨天でも室内中心で鑑賞しやすいので、季節を選びにくい旅行者にも向いています。庭園を「自然の中を散歩する場所」と考える人に、新しい庭園鑑賞のあり方を示してくれる存在です。
[ryokou-rank-3]■ 4位 岡山後楽園(岡山県岡山市)
住所・概要
岡山県岡山市北区後楽園に位置する岡山後楽園は、兼六園、偕楽園と並ぶ日本三名園の一つです。旭川を挟んですぐ近くに岡山城があり、庭園と城を一続きの観光ルートとして楽しめます。岡山駅から路面電車やバスで簡単にアクセスでき、新幹線を利用する旅行者にも非常に便利です。江戸時代の大名庭園でありながら、芝生が大きく広がる明るい景観を持っていることが特徴で、日本庭園に対して抱く「木々が密集した静かな空間」というイメージとは少し異なります。
人気の理由・魅力
後楽園最大の魅力は圧倒的な開放感です。園内では広い芝生の向こうに池、築山、田畑、茶畑などが配置され、さらに遠方に岡山城や周辺の山々が見えます。視界が大きく開けているため、晴れた日は青空まで庭園の一部に感じられます。庭園の中に水田や茶畑が残るのも興味深く、単なる鑑賞用の庭ではなく、かつての大名が文化や農の風景を楽しんだ広大な空間だったことが伝わってきます。黒い外観で知られる岡山城が景色に入り込む場所では、芝生の緑と城の黒、空の青という色彩の対比も鮮やかです。
旅行に必要な費用
後楽園と岡山城を同日に巡る場合、入園・入城料、岡山市内交通、昼食などを含めて3,000~7,000円程度で十分楽しめます。庭園だけなら1~2時間、岡山城を含めれば3時間ほどを見ておくとよいでしょう。さらに倉敷美観地区まで移動する場合は一日観光が可能で、岡山駅周辺に一泊すれば翌日の行動範囲も広がります。宿泊を含めた1泊2日では13,000~27,000円程度が一つの目安です。
おすすめの観光時期
春の桜、新緑の5月、秋の紅葉は特に人気があります。夏季や秋季には夜間開園が実施される年もあり、昼間は明るく開放的な庭園が、夜は照明によって幻想的な空間へ変化します。真夏の日中は日陰が少ない場所もあるため、早朝または夕方がおすすめです。三名園の中ではとりわけ開放的で明るい雰囲気があり、「静寂より広々とした景色を楽しみたい」という旅行者に向いています。
[ryokou-rank-4]■ 5位 偕楽園(茨城県水戸市)
住所・概要
茨城県水戸市常磐町にある偕楽園は、水戸藩第9代藩主・徳川斉昭によって造られた名園で、日本三名園の一角を占めます。庭園名には藩主だけでなく多くの人々と楽しむという思想が込められているとされ、そのため一般的な大名庭園より開放的な印象があります。水戸駅から路線バスで訪れることができ、千波湖や弘道館など水戸市の歴史観光と組み合わせやすいのも特徴です。
人気の理由・魅力
偕楽園を象徴する存在は約100品種に及ぶ梅です。早咲き、中咲き、遅咲きの品種があるため、桜のように数日間だけが勝負というより、比較的長い期間にわたって花を楽しめます。梅の開花時期になると白、淡い桃色、濃い紅色などが園内を彩り、香りまで含めて春の訪れを感じられます。しかし見どころは梅だけではありません。孟宗竹林を抜ける道では一転して深い緑に包まれ、好文亭周辺では千波湖方面への眺望が開けます。場所ごとに明暗や広がりが変化する構成が巧みで、じっくり歩くほど印象が変わる庭園です。
旅行に必要な費用
水戸駅から日帰りで訪れる場合、交通費、入園料、好文亭などの見学、昼食を含めて3,000~7,000円程度が目安です。東京方面から特急列車で日帰りも可能ですが、長距離交通費は別途必要になります。園内と周辺を合わせた滞在時間は2~3時間程度。千波湖や弘道館まで回れば半日から一日コースになります。宿泊する場合は12,000~24,000円程度を目安にするとよいでしょう。
おすすめの観光時期
一番のおすすめは梅まつりの時期となる2月後半から3月です。開花状況は毎年の気温によって変わるため、旅行直前に確認すると失敗が少なくなります。梅の季節以外にも新緑、秋の萩、竹林など見どころがあります。人出が少ない時期には大名庭園本来の静けさをより感じやすくなるため、混雑を避けたい人は4~5月や秋も候補です。花を目的にした庭園旅行では全国でも特に分かりやすい魅力を持つ場所です。
[ryokou-rank-5]■ 6位 新宿御苑(東京都新宿区)
住所・概要
東京都新宿区内藤町にある新宿御苑は、新宿という世界有数の繁華街から徒歩圏にありながら、広大な緑地が残る都市型庭園です。日本庭園だけでなく、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、大温室などを一度に楽しめるため、純粋な日本庭園とは少し性格が違うものの、「庭園文化の比較」という意味で非常に面白い場所です。地下鉄新宿御苑前駅、新宿三丁目駅、JR新宿駅など複数の駅からアクセスできます。
人気の理由・魅力
最大の特徴は圧倒的な多様性です。日本庭園では池や旧御凉亭などを中心とした落ち着いた景観が広がり、少し歩くだけで広大な芝生へ出ます。さらにフランス式庭園では左右対称に整えられた花壇や並木を見ることができ、大温室では熱帯・亜熱帯植物まで鑑賞できます。背景に新宿の高層ビル群が見える地点では、自然と巨大都市が同じ景色の中に存在し、新宿御苑ならではの写真を撮影できます。桜の種類が多く、一般的なソメイヨシノより前後に咲く品種もあるため、春の楽しめる期間が長いのも人気の理由です。
旅行費用・滞在時間
都心にあるため移動が容易で、入園料、地下鉄、昼食、カフェなどを合わせても半日2,500~6,000円程度で楽しめます。園内はかなり広く、すべて見て回るなら2~3時間を確保したいところです。温室まで丁寧に見る場合はさらに時間が必要です。東京観光の途中で1時間だけ立ち寄ることも可能ですが、芝生で休みながらゆっくり過ごす方が新宿御苑の魅力を感じやすくなります。
おすすめの観光時期
春の桜は全国的にも有名で、多様な品種を順番に楽しめるのが大きな魅力です。秋から初冬にはモミジやプラタナスなどが色づき、日本庭園とは違った紅葉風景も楽しめます。真夏は暑さが厳しいものの、木陰や温室を組み合わせれば休憩しやすく、冬は人が少なく静かな散歩を楽しめます。日本庭園だけではなく、西洋式庭園や都市景観まで同時に楽しみたい人に特におすすめです。
[ryokou-rank-6]■ 7位 桂離宮(京都府京都市)
住所・概要
京都府京都市西京区桂御園にある桂離宮は、皇室にゆかりを持つ施設で、通常の観光寺院とは異なり宮内庁による参観制度を利用して見学します。阪急桂駅から徒歩圏ですが、予約時間が決まっているため、京都観光の日程を組む際は時間管理が重要です。園内には池を中心として書院、茶屋、橋、飛石などが配置され、建築と庭園が極めて高い水準で融合しています。
人気の理由・魅力
桂離宮の魅力は、分かりやすい派手さではなく「歩くことで景色が編集されていくこと」にあります。園路を進むと、最初は木に隠れていた建物が少しずつ現れ、池の向こうへ移動すると同じ建物が別角度の風景として再び見えてきます。飛石の配置まで視線誘導に利用され、鑑賞者がどの方向へ顔を向けるかまで計算されているように感じられます。書院や茶屋と庭が一体化しているため、建築好き、庭園好き、茶道文化に興味がある人のいずれも楽しめます。
旅行に必要な費用
参観料に加えて京都市内の交通、食事などを合わせると半日4,000~8,000円程度が一つの目安です。参観そのものは時間が決まっているため、一般的な庭園のように好きなだけ長居することはできません。前後に嵐山や西芳寺方面を組み合わせる場合は、移動時間も考慮して余裕のある予定を作る必要があります。京都に一泊する場合は16,000~35,000円程度を見込むと安心です。
おすすめの観光時期
新緑の4~5月と紅葉の11月は特に美しく、建物の落ち着いた色合いと緑や紅葉の対比が際立ちます。夏は屋外を歩くため暑さ対策が必要で、冬は木々の葉が落ちることで建築や石組みが見えやすくなります。予約が必要というハードルはありますが、日本庭園の「計算された美」を深く味わうなら全国でも特別な場所です。
[ryokou-rank-7]■ 8位 六義園(東京都文京区)
住所・概要
東京都文京区本駒込にある六義園は、江戸時代を代表する大名庭園の一つです。JR駒込駅や東京メトロ南北線から徒歩で訪れやすく、東京都心にありながら園内へ入ると街の騒音が遠く感じられるほど緑が深くなります。大泉水を中心に築山、島、橋、林が配置され、和歌に詠まれた名勝などを庭園内に表現する思想も組み込まれています。
人気の理由・魅力
六義園では、池の周囲を歩きながら次々と異なる構図を楽しめます。水面に張り出した樹木、橋、茶屋、築山などが重なり、都心にいることを忘れさせます。特に入口近くの大きなしだれ桜は有名で、満開時には枝全体が淡い桜色に覆われ、多くの観光客が訪れます。一方、秋にはモミジやカエデが庭園全体を赤や黄色に染め、春とは完全に違う印象になります。
旅行費用・回り方
入園料が安く、交通費と昼食を含めても2,500~6,000円程度で楽しめます。庭園だけなら1~2時間程度ですが、近くの旧古河庭園を組み合わせれば半日から一日の庭園巡りにできます。どちらも比較的小さな移動範囲で回れるため、東京で複数の庭園を見たい人に非常におすすめです。
おすすめの観光時期
3月下旬前後のしだれ桜、11月下旬から12月初旬の紅葉が二大人気期です。ライトアップが実施される時期には、池や木々が暗闇の中に浮かび上がり、昼間とは別世界になります。混雑を避けるなら朝一番の入園が有効です。都内にありながら大名庭園らしい景観を凝縮して楽しめる点が高評価の理由です。
[ryokou-rank-8]■ 9位 三溪園(神奈川県横浜市)
住所・概要
神奈川県横浜市中区本牧三之谷にある三溪園は、実業家・原三溪によって整備された広大な日本庭園です。園内には京都や鎌倉など各地から移築された歴史的建造物が点在し、単なる庭園というより歴史建築と景観を一体で楽しむ野外文化施設に近い存在です。横浜駅や桜木町駅からバスでアクセスでき、みなとみらいや中華街とは全く異なる横浜の表情を見られます。
人気の理由・魅力
三溪園を象徴する景観は、大池の向こうに三重塔が見える風景です。水面、樹木、古建築が一体になり、まるで山里を訪れたような景色が広がります。園内は非常に広く、建物の内部公開が行われる時期には建築好きにも満足度が高い場所です。桜、ハス、紅葉など季節ごとの植物も豊富で、同じ園内でも時期によって主役が変わります。
旅行費用・滞在時間
横浜中心部からのバス代、入園料、昼食などを含めて4,000~8,000円程度。園内が広いため最低2時間、建物や写真撮影を丁寧に楽しむなら3時間以上がおすすめです。みなとみらい、中華街、山下公園と組み合わせる場合は一泊すると無理のない旅程になります。
おすすめの観光時期
春の桜、初夏の新緑とハス、晩秋の紅葉が特におすすめです。早朝観蓮会など特定の季節にしか楽しめない企画が行われることもあり、夏の朝は独特の魅力があります。歴史建築と庭園を同時に楽しみたい人には全国でも屈指のスポットです。
[ryokou-rank-9]■ 10位 浜離宮恩賜庭園(東京都中央区)
住所・概要
東京都中央区浜離宮庭園にある浜離宮恩賜庭園は、江戸時代に海辺へ造られた大名庭園を起源とします。汐留や新橋から徒歩で訪れることができ、高層ビルが立ち並ぶ東京中心部にありながら広大な池と緑が残っています。
人気の理由・魅力
最大の特色は東京湾の海水を取り込む潮入の池です。潮の満ち引きによって池の水位や景色が変わる仕組みは、海に近い庭園ならではのものです。池の中島には御茶屋があり、水辺を眺めながら抹茶を楽しめます。また背景には汐留の超高層ビルがそびえ、日本庭園と現代都市が同じ視界に収まります。この時代の重なりが浜離宮ならではの景観です。
旅行費用・回り方
入園料、都内交通、昼食や抹茶などを含めて2,500~6,000円程度。浅草方面から水上バスを利用するルートを組み合わせれば、移動自体が観光になります。庭園だけなら1~2時間程度で回れますが、周辺の築地や銀座と組み合わせると半日から一日観光にできます。
おすすめの観光時期
春の菜の花、梅、秋のコスモス、晩秋の紅葉など季節ごとに違う花を楽しめます。都会の高層ビル群まで含めた景観は年間を通して成立しているため、どの季節でも訪れやすい庭園です。
[ryokou-rank-10]■ 11位 天龍寺 曹源池庭園(京都府京都市)
住所・概要
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある天龍寺は、嵐山観光の中心に位置する世界遺産寺院です。曹源池庭園は夢窓疎石による庭として知られ、背後の嵐山や亀山を借景に取り込んでいます。嵐電嵐山駅から近く、竹林の小径や渡月橋と組み合わせやすいのも魅力です。
人気の理由・魅力
池の向こうに庭木や石組みがあり、そのさらに後方に本物の山が連続して見えるため、庭園の境界がどこにあるのか分からなくなるような奥行きがあります。石組みは力強く、静かな池との対比も見事です。建物内から座って眺める景観と、庭園内を歩いて眺める景観では印象が変わり、複数の角度から楽しめます。
旅行費用
京都市中心部からの交通費、拝観料、嵐山での昼食を含めて3,500~8,000円程度。竹林、渡月橋なども徒歩圏内なので、一度の移動で複数の有名観光地を回れる点では非常に効率的です。
おすすめの観光時期
春の桜、5月の新緑、11月の紅葉が特に人気です。秋は借景となる山まで赤や黄色に染まり、庭園内部の紅葉と一体化します。混雑しやすいため早朝がおすすめです。
[ryokou-rank-11]■ 12位 慈照寺・銀閣寺庭園(京都府京都市)
住所・概要
京都府京都市左京区銀閣寺町にある慈照寺は、一般には銀閣寺の名で知られる世界遺産です。観音殿だけでなく、白砂による銀沙灘と向月台、苔の美しい庭、山腹の園路など、境内全体が一つの庭園として楽しめます。
人気の理由・魅力
銀沙灘は白砂を波のような筋に整えた独特の景観で、向月台と合わせて他の日本庭園にはない造形美を生み出しています。そこから順路を進むと一転して苔や木々に包まれ、高台からは寺院全体と京都市街を眺められます。「白砂の人工的な美」と「苔や山林の自然な美」を一度に比較できる点が最大の魅力です。
旅行費用
市バスや地下鉄を利用した半日観光で3,500~8,000円程度。哲学の道を歩いて南禅寺方面へ移動するルートにすれば、交通費を抑えながら複数の名所を巡れます。
おすすめの観光時期
5月の新緑と11月の紅葉がおすすめです。雨上がりは苔が鮮やかになり、白砂との対比が一段と美しくなるため、曇天でも楽しめる庭園です。
[ryokou-rank-12]■ 13位 西芳寺・苔寺(京都府京都市)
住所・概要
京都府京都市西京区松尾神ケ谷町にある西芳寺は、境内を覆う美しい苔から「苔寺」と呼ばれています。一般の寺院とは異なり事前申込を基本とする参拝方式で、写経などの時間を経て庭園を拝観する形が採られています。
人気の理由・魅力
庭園全体を覆う苔は一色ではなく、日照、湿度、地形によって緑の明るさや質感が変化します。池の水面、木の根、石、落ち葉、苔が組み合わさり、華やかな花がなくても非常に豊かな景観になります。観光地らしい派手さではなく、静けさそのものが魅力になっている庭園です。
旅行費用
参拝に必要な費用は一般の庭園より高くなる場合があります。交通や食事を合わせ、半日で6,000~12,000円程度を想定すると安心です。京都駅からタクシーを利用すればさらに交通費が加わります。
おすすめの観光時期
梅雨時の6月前後は苔が特にみずみずしくなり、西芳寺らしい景観が際立ちます。秋には赤いモミジが緑の苔へ落ち、強い色彩対比を楽しめます。静かな庭園を深く味わいたい人には特におすすめです。
[ryokou-rank-13]■ 14位 平安神宮 神苑(京都府京都市)
住所・概要
京都市左京区岡崎西天王町にある平安神宮神苑は、社殿背後に広がる大規模な庭園です。東神苑、中神苑、西神苑、南神苑に分かれ、それぞれ異なる景観と植物を楽しめます。
人気の理由・魅力
春の紅しだれ桜は特に有名で、池、水面、朱色の社殿などと組み合わさった華やかな景色を作ります。初夏にはハナショウブやスイレンが咲き、春とは別の雰囲気になります。泰平閣など水辺の建築も美しく、橋そのものが庭園景観の一部になっています。
旅行費用
市内交通、神苑拝観料、昼食を含めて3,000~7,000円程度。南禅寺、無鄰菴、京都市京セラ美術館など周辺の名所と組み合わせやすいのも利点です。
おすすめの観光時期
4月の紅しだれ桜が最も華やかですが、6月のハナショウブもおすすめです。花を主役にした庭園を楽しみたい人には非常に向いています。
[ryokou-rank-14]■ 15位 無鄰菴(京都府京都市)
住所・概要
京都市左京区南禅寺草川町にある無鄰菴は、山縣有朋の別邸として造られた近代日本庭園です。地下鉄蹴上駅から徒歩圏にあり、南禅寺からも近いため庭園巡りに適しています。
人気の理由・魅力
池ではなく浅い水の流れを中心にした景観が特徴で、庭園の中を水が動き続けています。芝生、苔、飛石、樹木、東山の借景が自然につながり、一見すると人の手が入っていない自然の風景に見えるほどです。しかし実際には視線や水流が緻密に計算されています。
旅行費用
半日で3,500~8,000円程度。南禅寺や平安神宮と徒歩でつなげられるため、京都東山の庭園巡りとして効率よく観光できます。
おすすめの観光時期
5月の新緑と11月の紅葉がおすすめです。雨の日には石や苔の色が濃くなり、水の音も際立つため、雨天でも楽しみやすい庭園です。
[ryokou-rank-15]■ 16位 姫路城西御屋敷跡庭園 好古園(兵庫県姫路市)
住所・概要
兵庫県姫路市本町にある好古園は、世界遺産・姫路城の西側に整備された日本庭園です。一つの大きな庭ではなく、御屋敷の庭、茶の庭、竹の庭など趣向の異なる九つの庭園で構成されています。
人気の理由・魅力
園内を歩くたびに庭の雰囲気が変わるため、短時間でさまざまな日本庭園様式を比較できます。白壁、池、錦鯉、モミジが組み合わさった景色は非常に写真映えし、姫路城観光の後に立ち寄っても満足度が高い場所です。
旅行費用
好古園と姫路城を組み合わせ、昼食まで含めて5,000~10,000円程度。姫路駅から徒歩移動できるため、市内交通費を抑えやすいのも魅力です。
おすすめの観光時期
11月の紅葉は特に人気で、池に映り込むモミジと白壁の組み合わせが美しくなります。春の新緑も爽やかです。「城+庭園」を一度に楽しみたい人には全国屈指の組み合わせです。
[ryokou-rank-16]■ 17位 玄宮園(滋賀県彦根市)
住所・概要
滋賀県彦根市金亀町、彦根城内に位置する玄宮園は、池泉回遊式の大名庭園です。園内から彦根城天守を望むことができ、庭園と城が一つの景色を構成します。
人気の理由・魅力
池の向こうに国宝・彦根城天守が見える景観は、他の庭園ではなかなか味わえません。歩く位置によって天守が木々の間から現れたり隠れたりし、景色が連続的に変化します。
旅行費用
彦根城との共通観覧、食事、駅からの交通などを含めて3,000~7,000円程度。夢京橋キャッスルロードなども徒歩圏にあり、一日観光を組みやすい街です。
おすすめの観光時期
秋の紅葉期は特に美しく、夜間ライトアップが行われる時期も魅力があります。桜の季節には彦根城周辺全体が華やかになります。
[ryokou-rank-17]■ 18位 依水園(奈良県奈良市)
住所・概要
奈良県奈良市水門町にある依水園は、奈良公園や東大寺に近い場所にありながら比較的落ち着いて鑑賞できる日本庭園です。時代の異なる前園と後園の二つから構成されています。
人気の理由・魅力
後園からは若草山や東大寺南大門の屋根まで借景として取り込まれており、庭園内部から奈良の大景観へ視線が自然に広がります。小さな庭の向こうに巨大な山が連続して見えるため、実際の面積以上に広く感じられます。
旅行費用
依水園、東大寺、奈良公園を徒歩でまとめれば4,000~8,000円程度。交通費をあまり使わず濃い観光ができるのが魅力です。
おすすめの観光時期
新緑の5月と紅葉の11月がおすすめです。京都の有名庭園ほど混雑しにくく、静かに借景を味わいたい人には非常に適しています。
[ryokou-rank-18]■ 19位 水前寺成趣園(熊本県熊本市)
住所・概要
熊本県熊本市中央区水前寺公園にある水前寺成趣園は、阿蘇からの伏流水に恵まれた池泉回遊式庭園です。熊本市電の水前寺公園電停から近く、市中心部から簡単に訪れられます。
人気の理由・魅力
澄んだ池と芝生、築山が作る明るい景観が魅力です。東海道五十三次を意識した風景が園内に表現されているともいわれ、小さな富士山を思わせる築山は特に目を引きます。
旅行費用
市電、入園料、食事などで3,000~7,000円程度。熊本城と同日に組み合わせれば、熊本の武家文化を異なる角度から楽しめます。
おすすめの観光時期
春と秋が歩きやすくおすすめです。水と常緑樹が庭の骨格となっているため年間を通じて景観が安定し、季節を問わず立ち寄りやすい庭園です。
[ryokou-rank-19]■ 20位 知覧武家屋敷庭園群(鹿児島県南九州市)
住所・概要
鹿児島県南九州市知覧町郡に広がる知覧武家屋敷庭園群は、一つの庭園ではなく武家屋敷通りに点在する複数の庭を歩いて巡る歴史地区です。石垣と生垣が続く通りそのものにも風情があります。
人気の理由・魅力
各庭園には異なる石組みや植栽が施され、武家ごとの美意識を比較できます。多くが枯山水系で、遠方の山を借景として利用している庭もあります。庭だけでなく町並み全体が一体化していることが大きな特徴です。
旅行費用
鹿児島市から訪れる場合、バスやレンタカー、観覧料、食事を含めて4,000~9,000円程度。知覧特攻平和会館などを加えれば一日観光にできます。
おすすめの観光時期
春から初夏、10~11月頃が散策しやすくおすすめです。真夏は日差しが強いため午前中に歩くと快適です。
[ryokou-rank-20]■ 21位 縮景園(広島県広島市)
住所・概要
広島県広島市中区上幟町にある縮景園は、広島藩浅野家ゆかりの庭園です。広島駅から徒歩圏という非常に便利な立地にあり、新幹線旅行の途中でも立ち寄りやすい庭園です。
人気の理由・魅力
名前の通り山、谷、湖、島などさまざまな風景を小さな空間へ縮めて表現する庭園で、中央の池を囲むように橋や築山が配置されています。跨虹橋は園内を代表する景観で、水面との組み合わせが印象的です。
旅行費用
入園料、昼食などを含めて2,500~6,000円程度。広島城、原爆ドーム、平和記念公園などと組み合わせて一日観光にできます。
おすすめの観光時期
春の桜、新緑、秋の紅葉がおすすめです。駅に近い本格庭園という利便性の高さは全国的に見ても大きな魅力です。
[ryokou-rank-21]■ 22位 徳川園(愛知県名古屋市)
住所・概要
愛知県名古屋市東区徳川町にある徳川園は、尾張徳川家ゆかりの地に整備された池泉回遊式庭園です。隣接する徳川美術館と合わせれば尾張徳川家の文化を総合的に学べます。
人気の理由・魅力
龍仙湖を中心に滝、渓流、橋、岩組みが配置され、都市の中とは思えない変化に富んだ景色を楽しめます。短い距離の中に高低差があり、山間の渓谷を縮小したような空間が作られています。
旅行費用
交通、入園、昼食を含めて3,000~7,000円程度。徳川美術館を加える場合は別途入館料が必要です。名古屋城と組み合わせれば徳川家をテーマにした一日観光ができます。
おすすめの観光時期
秋の紅葉が特に人気ですが、春の花や冬牡丹など季節イベントも魅力です。名古屋旅行に静かな時間を加えたい人におすすめです。
[ryokou-rank-22]■ 23位 毛越寺 浄土庭園(岩手県平泉町)
住所・概要
岩手県西磐井郡平泉町にある毛越寺は、平安時代の浄土思想を庭園景観として表現した浄土庭園で知られます。世界遺産・平泉を構成する重要な文化財の一つです。
人気の理由・魅力
大泉が池を中心に広々とした景観が形成され、周囲にはかつての伽藍跡が残っています。現在は建物が少ないため、空と池、草地、遠方の山が大きく見え、他の日本庭園にはない静けさがあります。
旅行費用
平泉駅から毛越寺、中尊寺などを巡る場合、3,500~8,000円程度。周辺に宿泊するなら12,000~25,000円程度が目安です。
おすすめの観光時期
5月の新緑、初夏のアヤメ、秋の紅葉が人気です。雪景色の冬は観光客が減り、浄土庭園らしい静寂をより強く感じられます。
[ryokou-rank-23]■ 24位 会津松平氏庭園 御薬園(福島県会津若松市)
住所・概要
福島県会津若松市花春町にある御薬園は、会津松平氏ゆかりの庭園であり、薬用植物を育てる薬草園としての歴史も持っています。
人気の理由・魅力
心字の池を中心とする日本庭園と薬草園が共存している点が最大の特色です。観賞用の美しさだけでなく、植物がかつてどのように薬や生活に利用されていたかを学べます。
旅行費用
会津若松市内の周遊バスを利用し、鶴ヶ城などと組み合わせて3,000~7,000円程度。宿泊する場合は13,000~25,000円程度が目安です。
おすすめの観光時期
植物が豊かな初夏から夏、紅葉の秋がおすすめです。庭園だけでなく会津藩の歴史も知りたい人に向いています。
[ryokou-rank-24]■ 25位 旧古河庭園(東京都北区)
住所・概要
東京都北区西ケ原にある旧古河庭園は、洋館、西洋庭園、日本庭園を一つの敷地内で楽しめる珍しい庭園です。石造りの洋館はジョサイア・コンドルが設計し、日本庭園は小川治兵衛が手掛けました。
人気の理由・魅力
洋館前ではバラと西洋式庭園が広がり、坂を下ると一転して池と石組みを中心とする和風庭園へ変化します。数分歩くだけで西洋と日本を行き来する感覚があり、庭園デザインの違いを比較できます。
旅行費用
交通と入園、食事を含めて2,500~6,000円程度。六義園と近いため二つを同日に巡るのがおすすめです。
おすすめの観光時期
春と秋のバラが最大の見どころです。秋には日本庭園側の紅葉も加わるため、洋風と和風を一度に楽しめます。
[ryokou-rank-25]■ 26位 清澄庭園(東京都江東区)
住所・概要
東京都江東区清澄にある清澄庭園は、地下鉄清澄白河駅からすぐの場所にある池泉回遊式庭園です。大きな池と各地から集められた石が景観の中心になっています。
人気の理由・魅力
池の縁には磯渡りと呼ばれる飛石が配置され、水面近くを歩きながら庭園を楽しめます。樹木だけでなく石そのものが主役になる庭で、石の色、形、配置を見る面白さがあります。
旅行費用
入園料が安く、交通、食事を合わせて2,500~6,000円程度。清澄白河のカフェ巡りや東京都現代美術館と組み合わせやすいのも魅力です。
おすすめの観光時期
初夏のハナショウブ、秋の紅葉がおすすめですが、池と石を中心とするため一年中楽しみやすい庭園です。
[ryokou-rank-26]■ 27位 山本亭(東京都葛飾区)
住所・概要
東京都葛飾区柴又にある山本亭は、大規模な庭園ではなく邸宅と庭の組み合わせを味わう施設です。柴又帝釈天や寅さん記念館と近く、柴又観光の一部として訪れやすい場所です。
人気の理由・魅力
山本亭の楽しみ方は庭を歩くことより、座敷に座って庭を眺めることです。畳、縁側、柱が自然の額縁となり、その向こうに緑豊かな庭が広がります。見る位置によって構図が整うよう作られているため、静かに座っているだけで贅沢な時間を過ごせます。
旅行費用
入館料が非常に安く、柴又帝釈天や参道での食事を含めても2,500~6,000円程度で半日を楽しめます。
おすすめの観光時期
新緑と秋がおすすめですが、雨の日にも庭木の色が鮮やかになり風情があります。規模よりも空間の完成度を重視したい人におすすめです。
[ryokou-rank-27]■ 28位 玉泉院丸庭園(石川県金沢市)
住所・概要
石川県金沢市丸の内、金沢城公園内にある玉泉院丸庭園は、発掘調査や古絵図などを基に江戸時代の庭を復元した庭園です。兼六園から徒歩で移動できます。
人気の理由・魅力
池、滝、橋、築山と金沢城の石垣が一体になり、一般的な庭園とは異なる城郭庭園らしい景観を楽しめます。意匠的に積まれた石垣も大きな見どころです。
旅行費用
庭園自体は無料で楽しめるため、兼六園と組み合わせれば2,000~5,000円程度でも十分に充実した観光ができます。
おすすめの観光時期
春と秋に加え、夜間ライトアップもおすすめです。石垣と庭園が照明で立体的に浮かび上がり、昼とは違う雰囲気になります。
[ryokou-rank-28]■ 29位 由志園(島根県松江市)
住所・概要
島根県松江市八束町の大根島にある由志園は、牡丹の名所として知られる日本庭園です。池、滝、石、松などの伝統的庭園要素に、大規模な季節イベントを加えていることが特徴です。
人気の理由・魅力
春の牡丹シーズンには庭園全体が華やかな色彩に包まれます。池いっぱいに牡丹を浮かべる演出などは特に写真映えし、伝統庭園に現代的な見せ方を加えています。一方、花のない時期でも回遊式庭園そのものを楽しめます。
旅行費用
松江市中心部から移動し、入園、食事などを含めて4,000~9,000円程度。足立美術館や松江城と組み合わせる場合はレンタカーがあると便利です。
おすすめの観光時期
最優先は4月下旬から5月上旬頃の牡丹です。秋には紅葉、冬にはイルミネーション系のイベントが行われることもあり、一年を通して演出の変化を楽しめます。
[ryokou-rank-29]■ 30位 北川村「モネの庭」マルモッタン(高知県北川村)
住所・概要
高知県安芸郡北川村野友甲にある「モネの庭」マルモッタンは、日本古来の庭園とは異なり、フランスの画家クロード・モネが愛した庭園世界を高知の自然の中で表現した施設です。
人気の理由・魅力
花の庭、水の庭、ボルディゲラの庭など複数のエリアがあり、特にスイレンが浮かぶ水の庭はモネの絵画をそのまま現実にしたような景観です。一般的な日本庭園とは方向性が違うものの、「庭園を旅する」というテーマに変化を与えてくれる存在です。
旅行費用
高知市から距離があるためレンタカー利用との相性がよく、入園、交通費、食事を合わせて5,000~10,000円程度が目安です。室戸方面へのドライブと組み合わせると一日を有効に使えます。
おすすめの観光時期
春から初夏が最も華やかで、スイレンを目的にするなら初夏から夏がおすすめです。花が多く、写真撮影を目的とした旅行者にも向いています。
[ryokou-rank-30]■ まとめ
日本の庭園旅行は「季節を選ぶこと」で満足度が大きく変わる
今回紹介した30か所を比較すると、日本庭園には一つの決まった形が存在しないことがよく分かります。兼六園のような大規模な大名庭園、栗林公園のように山そのものを借景とする庭、足立美術館のように室内から絵画として鑑賞する庭、桂離宮のように建築と園路が一体化した庭、西芳寺のように苔の静けさを主役とする庭、知覧のように武家屋敷の町並みそのものと融合する庭など、同じ「庭園」という言葉の中に全く違う旅行体験が存在します。
初めてなら兼六園・栗林公園・後楽園が分かりやすい
初めて本格的な日本庭園を目的に旅行するなら、兼六園、栗林公園、岡山後楽園のように規模が大きく、池、橋、松、築山、茶屋といった日本庭園の基本要素を幅広く見られる場所がおすすめです。どこを見ればいいか分からない初心者でも印象に残る景観が多く、周辺観光も充実しています。美術が好きなら足立美術館、建築が好きなら桂離宮、歴史好きなら玄宮園や好古園といったように、自分の興味から選ぶ方法も満足度が高くなります。
春・初夏・秋・冬でおすすめ庭園は変わる
春なら六義園、平安神宮、偕楽園、由志園など花の見どころが明確な庭園が向いています。5~6月は新緑や苔が美しくなるため、西芳寺、無鄰菴、依水園などの緑を主体とする庭が魅力を増します。秋はほぼすべての庭園が見頃を迎えますが、兼六園、好古園、玄宮園、天龍寺、六義園など水面と紅葉を組み合わせて楽しめる場所は特におすすめです。冬は華やかな花が少なくなる一方、兼六園の雪吊りや雪化粧した足立美術館の庭など、他の季節では見られない風景があります。
旅行費用を抑えるなら徒歩で複数の名所を結ぶ
庭園は入園料そのものが比較的安い場所が多く、旅行費用を左右するのは主に交通と宿泊です。そのため、金沢なら兼六園、金沢城、玉泉院丸庭園を徒歩でまとめる、東京なら六義園と旧古河庭園を組み合わせる、京都なら南禅寺、無鄰菴、平安神宮周辺をまとめる、姫路なら姫路城と好古園を一緒に見るなど、「同じエリアの庭園と名所を一日にまとめる」ことが費用を抑える最大のポイントになります。
庭園写真を撮影するなら開園直後がおすすめ
庭園の魅力は人が少ないほど感じやすくなります。特に池の水面への映り込みを撮影したい場合、風が弱いことが多い朝は絶好の時間です。紅葉や桜のピークでも開園直後であれば比較的落ち着いて歩ける可能性があります。反対にライトアップを目的にする場合は日没直後から夜にかけてが主役となります。昼と夜で景色が完全に変わる庭園も多いため、旅行日程に余裕があれば同じ庭園を二度訪れる価値もあります。
ランキングだけでは決められない「自分に合う庭園」を探すことが最も大切
総合的な完成度では兼六園や栗林公園が上位になりますが、ランキング下位の庭園が劣っているわけではありません。牡丹が好きなら由志園、苔なら西芳寺、歴史建築なら三溪園、都市景観との対比なら浜離宮、洋館とバラなら旧古河庭園、城と庭を同時に楽しむなら玄宮園や好古園というように、目的によって最適な場所は変わります。日本全国には、その土地の歴史、気候、地形、文化を凝縮した庭園が残されています。庭をただ「見る」のではなく、石の配置、水の流れ、借景、季節の植物、建築との関係まで意識して歩くと、同じ場所でも見えるものが大きく増えていきます。全国の名園を少しずつ巡り、それぞれの違いを比較することこそ、日本庭園旅行の最も奥深い楽しみ方といえるでしょう。
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