【都道府県】 長崎県
【市町村】 壱岐市
【面積】 139.42km2
【人口】 25,110人(2020年6月1日)
【人口密度】 180人/km2
【市役所】 長崎県壱岐市郷ノ浦町本村触562
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概要
長崎県の壱岐島を主な行政区域とする市である。
壱岐振興局の所在地。
壱岐島は九州本土の福岡市から北西に約80km、佐賀県北端部の東松浦半島から北北西に約20kmの玄界灘上に位置する離島である。
北西の海上に対馬が位置している。
壱岐島の面積は133.82km2、南北17km、東西15km。
有人島としては壱岐島の南西部の沖合いに原島と長島、大島が、北側の沖合いに若宮島の合計4島がある。
また島周辺には19ヶ所の無人島がある。
これらをまとめて壱岐(壱岐諸島)と呼ぶ。
市域全域が壱岐対馬国定公園に指定されている。
対馬と同様、暖流である対馬海流の影響を受けており比較的温暖な気候で、季節を問わず比較的湿度が高い。
春先に吹く南寄りの強風を春一番と呼ぶが、元々は壱岐市の漁師達が呼んでいた物が気象用語となった。
行政的には長崎県に属するが、長崎県本土への直接の交通は長崎空港行きの小型機で一日二便しかない。
地理的にも距離が近く、フェリー等の便数が多い福岡県や佐賀県との経済的な繋がりの方が大きい。
夏場は近海でのイカ漁が行われる。
特に剣先イカ漁が盛んで、その中でも大きく品質が良い物を選別し、「壱岐剣」としてブランド化を図っている。
冬場はブリやマグロ漁が盛んであり、特にマグロは青森県大間町と並ぶ産地として知られる。
半城湾などの一部の湾では真珠養殖なども行われている。
県内第2位の面積の平野、深江田原を中心として稲作が盛んである。
また古代米である赤米の生産も行われている。
葉たばこ、メロン、ユズなどの生産量も多い。
畜産業も盛ん。
特に子牛生産は全国的にも有名で、高級牛と呼ばれる松阪牛や神戸牛の中には壱岐市生まれの牛が多数存在する。
大手メーカーの工場などは存在しないが、海産物の加工業や、菓子製造業など小規模な製造業が営まれている。
麦焼酎の発祥の地とされ、規模は小さいものの多数の醸造メーカーが操業している。
郷ノ浦、芦辺、勝本、石田の4地区に商店街がある。
長崎県の離島では唯一、芦辺地区にイオンの支店がある。
郷ノ浦町柳田地区にはドラッグストアやディスカウントストア、レンタルビデオの支店が進出している。
2012年(平成24年)から2017年(平成29年)にかけてコンビニエンスストアが芦辺地区に1店、郷ノ浦地区に2店、勝本地区に1店、計5店が出店した。
市内の人が住んでいるか、住んだことがある場所の地名には必ず「浦」、「触」(ふれ)、「島」の何れかが付く。
浦とは漁業、商業を中心とした地域で旧町村に置いて中心的な地域であった。
触とは農業を中心とした地域で、郷ノ浦町本村触、諸吉本村触、山崎触、箱崎諸津触などの一部の例外を除き原則として散村形態を取る。
島とは文字通り、壱岐島周辺の島である。
現在妻ヶ島は町域名として残るものの、無人島となっている。
鉄道はなく、市内の交通は主に自家用車と路線バスが担っている。
市外へは九州郵船のフェリー、ジェットフォイルが福岡市、唐津市の他、隣島の対馬市とを結んでいるほか、壱岐対馬シーラインがフェリーおよび高速船による博多 – 壱岐 – 対馬航路の開設を予定している。
航空便については、オリエンタルエアブリッジが長崎空港との間に就航させている。
かつてはエアーニッポンが就航しており、福岡空港便も存在したが、現在は撤退している。
●【名産品】
麦焼酎(壱岐の華・壱岐・壱岐っ娘・天の川・山乃守・猿川・雪洲・松永安左エ門翁)、壱岐牛、壱岐剣、マグロ、ウニ
【山】
岳の辻(212.8m)、久美ノ尾(175m)、男岳(168m)、女岳(149m)
【河川】
谷江川、幡鉾川、刈田院川
【専門学校】
こころ医療福祉専門学校壱岐校
【高等学校】
壱岐高等学校、壱岐商業高等学校
【中学校】
郷ノ浦中学校、勝本中学校、芦辺中学校、石田中学校
【小学校】
盈科小学校、渡良小学校、三島小学校、柳田小学校、沼津小学校、志原小学校、初山小学校、鯨伏小学校、勝本小学校、霞翠小学校、箱崎小学校、瀬戸小学校、那賀小学校、田河小学校、八幡小学校、芦辺小学校、石田小学校、筒城小学校
【特別支援学校】
虹の原特別支援学校壱岐分校
【幼稚園】
郷ノ浦幼稚園、勝本幼稚園、霞翠幼稚園、鯨伏幼稚園、田河幼稚園、那賀幼稚園、箱崎幼稚園、瀬戸幼稚園
【保育所】
武生水保育所、渡良保育所、大島保育所、長島保育所、原島保育所、柳田保育所、沼津保育所、志原保育所、初山保育所、勝本保育所、芦辺保育所、八幡保育所、筒城保育所
【空港】
壱岐空港
【道路】
国道382号、長崎県道23号勝本石田線、長崎県道25号郷ノ浦港線、長崎県道59号郷ノ浦沼津勝本線、長崎県道65号壱岐空港線、長崎県道172号国分箱崎線、長崎県道173号郷ノ浦芦辺線、長崎県道174号湯ノ本芦辺線、長崎県道175号渡良浦初瀬線、長崎県道176号初瀬印通寺線、長崎県道231号湯ノ本勝本線
【名所・旧跡・観光スポット】
原の辻遺跡、車出遺跡、鎌崎遺跡、名切遺跡、大宝遺跡、カラカミ遺跡、天ヶ原遺跡、串山ミルメ浦遺跡、松崎遺跡、石路遺跡、大久保遺跡、椿遺跡、鬼屋窪古墳、大原天神の森古墳群、松尾古墳、大米古墳、双六古墳、対馬塚古墳、日影古墳群、掛木古墳、笹塚古墳、百合畑古墳群、鬼の巌古墳、山の神1号墳、兵瀬古墳、百田頭古墳群、釜蓋古墳群、カジヤバ古墳、妙泉寺古墳群、覩上山古墳群、大塚山古墳、平山1号墳、岳の辻、牧崎、鬼の足跡、ゴリラ岩、小牧崎公園、猿岩、黒崎砲台跡、壱岐湯ノ本温泉、壱岐風土記の丘、壱岐市立一支国博物館・原の辻ガイダンス、勝本城跡、城山公園、河合曾良の墓、串山海洋性公園、イルカパーク、辰の島、蛇ヶ谷、海浜植物群落、鬼の足跡、文永の役古戦場、弘安の役古戦場、千人塚、少弐の千人塚、箱崎中山触の千人塚、箱崎新田の千人塚、波止町の千人塚、男岳山石猿群、赤瀬鼻、はらほげ地蔵、左京鼻、松永安左エ門記念館
【神社】
聖母宮、本宮八幡神社、住吉神社、国片主神社、興神社、箱崎八幡神社、白沙八幡神社、弥佐支刀神社、大国玉神社、国津井加美神社、爾自神社、見上神社、国津神社、津神社、中津神社、水神社、阿多弥神社、熊野神社、手長比賣神社、月讀神社、高御祖神社、佐肆布都神社、兵主神社、深江神社、角上神社、津の宮神社、海神社、八坂神社、塞神社、新城神社、壱岐神社、男岳(男嶽)神社、女岳神社
【祭事・催事・イベント】
壱岐の島 新春マラソン大会(1月)、牛祭り(4月)、壱岐サイクルフェスティバル(6月)、郷ノ浦祇園山笠(7月)、壱岐大大神楽公演(8月)、辰ノ島フェスティバル(8月)、ペーロン競漕大会(8月)、壱岐夜空の祭典(8月)、壱岐ウルトラマラソン(10月)、聖母宮大祭(10月)、御神幸祭(十日祭り)(10月)、日供祭(10月)、宵の祭り(10月)、例大祭(10月)、勝本港祭り(10月)、国分天満宮奉納相撲(10月)、住吉神社壱岐大大神楽公演(12月)
【著名な出身人物】
鈴木栄太郎(社会学者)、山口常光(音楽家)、青木伸子(女優)、小金丸幾久(彫刻家)、小南数麿(ギタリスト)、中上史行(歴史研究家)、長谷川友子(ローカルタレント)、三富朽葉(詩人)、酒井圭一(プロ野球選手)、下條雄太郎(競艇選手)