【都道府県】 福島県
【市町村】 南会津郡只見町
【面積】 747.56km2
【人口】 4,032人(2021年3月1日)
【人口密度】 5.39人/km2
【町役場】 福島県南会津郡只見町大字只見字雨堤1039番地
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概要
1959年(昭和34年)8月1日に朝日村を編入、即日町制施行により只見町となる。
福島県会津地方に位置し、南会津郡に属する町。
福島県の最西端に位置し、日本有数の豪雪地帯。
また、町域を流れる只見川には複数のダムがあり、水力発電の基地となっている。
秘境ともいえる日本の原風景を残しており「自然首都」をキャッチフレーズにしている。
日本有数の豪雪地帯で、国から特別豪雪地帯に指定され、年間降雪量は平均で1294cmにもなる。
只見は古くは養蚕、塩の生産などで栄えた場所で鉱山も多くあった所である。
しかし第二次世界大戦の終結後当町を流れる只見川の電源開発は急速な進展を見て今はダムが町の名物である。
田子倉ダムを建設中の昭和30年代前半、只見町はダム建設に沸きダム建設作業員、及びそれを支える飲食店関係の人々を含めた人口は3万人を超え、只見町は市制施行へと、一気に機運が盛り上がったが、ダム建設終了と共に人口が減り続け現在に至る。
只見川沿いを下流に下った会津塩沢駅及び河井継之助記念館がある塩沢地区は、かつて地名の由来となった塩が産出され製塩が行われていた。
田子倉ダムを含む只見川は日本有数の水力発電による電源地帯となっている。
町の中心部にある只見駅は単に只見町の玄関口であるというだけでなく只見線の主要駅であり、只見線では数少ない駅員の配置されている駅となっている。
只見線は典型的なローカル線で、全体を走り通す列車の本数は只見から小出方面へは一日に4往復程度、只見から会津若松方面へは一日に3往復程度といたって少ない。
只見ユネスコエコパークは、福島県西端、新潟県の県境近くに位置し只見町全域と桧枝岐村の一部にまたがる78032ヘクタールの生物圏保護地域で、原則立ち入りを禁止する「核心地域」、立ち入りが可能な「緩衝地域A」「緩衝地域B」、人が生活する「移行地域」にわけられる。
このうち、ブナの天然林400平方キロメートルは国内最大規模とされ、山間地の豪雪地帯が育んだ自然と文化が共存する地域が世界的に貴重と評価され、北海道・東北では初の指定となった。
●【山】
蒲生岳、会津朝日岳、浅草岳
【河川】
只見川、伊南川
【湖沼】
田子倉湖、只見湖
【道路】
国道252号、国道289号
【高等学校】
只見高等学校
【中学校】
只見中学校
【小学校】
只見小学校、朝日小学校、明和小学校
【名所・旧跡・観光スポット】
只見温泉、深沢温泉むら湯、旧叶津番所、水久保城跡、河井継之助記念館、Jパワー只見展示館、歳時記会館、ただみ・ブナと川のミュージアム、会津只見考古館、成法寺、奥只見ダム、田子倉ダム、黒谷ダム、三石神社、恵みの森
【祭事・催事・イベント】
雪まつり(2月)、只見・水の郷うまいものまつり(10月)
【著名な出身人物】
三瓶宏志(アナウンサー)、天童よしみ(演歌歌手)