【都道府県】 福島県
【市町村】 郡山市
【面積】 757.20km2
【人口】 331,838人(2019年10月1日)
【人口密度】 438人/km2
【市役所】 福島県郡山市朝日一丁目23番7号
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概要
福島県中通り中部に位置する市である。
中核市に指定されている。
東北地方では仙台市に次ぐ経済規模を持つ。
市域は、中央分水界となっている奥羽山脈の東西にわたる。
市の西部は日本海側である猪苗代湖南岸に位置し、 東部は阿武隈高地に及ぶ。
市街地エリアは、栃木県宇都宮市と宮城県仙台市の中間に位置しており、東北新幹線・東北本線・東北自動車道・国道4号で繋がれている。
また、西(日本海側)の会津若松市や新潟市と、東(太平洋側)のいわき市へは、磐越自動車道や磐越西線・磐越東線および国道49号で移動する事が可能である。
そのため、東日本の交通の十字路として拠点化が進み、経済・内陸工業・流通・交通の要衝として、東北地方第2の人口と経済規模を擁する郡山都市圏を形成している。
このような本市の拠点性により、県域放送をしているテレビ局2局とFM局1局が立地し、県庁所在地ではないにも関わらず、本県の情報集散地のひとつとしても機能している。
民営事業所数15,927か所、商業事業所数4,341か所、年間商品販売額1兆4913億円(2007年度)で、いずれも経済分野で福島県内で第1位(東北地方で第2位)であり、「商都」「経済県都」とも呼ばれている。
江戸時代には、奥州街道の郡山宿があったが、本市の発展は明治時代に開削された安積疏水の寄与が大きい。
安積疏水は、農業用水として当地の開拓を進め、工業用水・水力発電・飲用水にも用いられて都市化を進めた。
また、郡山駅が鉄道路線の分岐駅となって人や物が集散し、大正時代には市制施行により、本市が福島県最大の都市となった。
戦後の高度経済成長期には京浜工業地帯の企業が多く進出し、関東地方との繋がりが強まった。
市西部の布引高原では、風車33基、発電所出力65,980kW(国内2位)の「郡山布引高原風力発電所」が電源開発株式会社により建設され、2006年12月に運転を開始した。
2014年4月には産総研福島再生可能エネルギー研究所が開所し、市でも公共施設に太陽光発電設備を導入するなど、再生可能エネルギーの導入、普及促進に積極的に取り組んでいる。
2013年9月1日には推計人口が328,112人となり、それまで県内最大だったいわき市(327,993人)を上回り1966年以来約47年ぶりに県内最大都市に復帰した。
しかし2016年1月1日段階では再びいわき市(349,190人)に県内最大都市の座を明け渡している。
一方、2015年国勢調査によると人口密度は県下一である。
2018年12月、政府により東京一極集中を是正し、地方活性化の中心拠点となる中枢中核都市全国82市のひとつとして選定される。
2019年1月には、行政サービスや人口減少対策など各自治体の共通課題に連携して取り組む連携中枢都市圏の形成に向け、近隣14市町村と連携協約を締結した。
福島県の中央部に位置する。
安積平野または郡山盆地と呼ばれる海抜245mの平坦地を中心に市街地が広がっている。
西に猪苗代湖、東に阿武隈山地、北は安達太良山に接しており、市の中心部を南から北へ阿武隈川が流れる。
市域は広く、郡山駅周辺の市街地はビッグアイ展望台から望むことが出来る。
一年を通して風が吹き、乾燥した気候であり、市街地ではヒートアイランドの影響も強い。
2007年度統計において、民営事業所数15,927か所、商業事業所数4,341か所、年間商品販売額1兆4,913億円となっており、いずれも福島県内で第1位であり、東北地方では仙台に次いで第2位の経済規模である。
年間商品販売額の県内シェアでは、卸売業の40.8%、小売業の20.4%を占めており、このため福島県の「商都」「経済県都」とも呼ばれ、郡山都市圏を形成している。
東京圏の200km圏内に位置し、東京駅と郡山駅を最短77分で結ぶ1982年開業の東北新幹線を始め、東北自動車道、磐越自動車道、近隣の福島空港と高速交通網が相次いで整備され、東日本の交通の十字路として拠点化が進み、経済・内陸工業・流通・交通の要衝として「陸の港」[16]とも称され発展を遂げてきた。
市内には全国有数の敷地面積203,000m2を持つ郡山貨物ターミナル駅もあり、近年のモーダルシフトの進展により、物流の拠点としての重要性も増してきている。
福島県のほぼ中央に位置し、市内に5つのインターチェンジ(県内最多)と東北・磐越自動車道が交差する郡山ジャンクションを擁する地理的優位性があり、全国規模で展開する企業が福島県内に拠点を置く場合、その多くが郡山市を選択しており、支社・支店・地域子会社が集中する支店経済都市でもある。
従来より福島県ハイテクプラザ、日本大学工学部の敷地内に設置した郡山地域テクノポリスものづくりインキュベーションセンターなどを通じて産業振興やベンチャーなどの起業支援に取り組んできたが、近年では国、県など産学官連携による再生可能エネルギー、医療機器産業を震災後の産業復興の柱に位置付け、産総研福島再生可能エネルギー研究所(2014年開所)やふくしま医療機器開発支援センターの設置を起爆剤に大規模展示会やセミナー開催による企業誘致に力を入れている。
明治時代に開削された猪苗代湖を水源とする安積疏水(あさかそすい)、及び明治維新の全国各地からの下級武士の入植による安積開拓などにより広大な水田が開発された。
これらの大事業により阿武隈川に向かって傾斜し、水源となる河川が少なく谷の多い水利の悪い丘陵地帯がほとんどの土地である安積原野が、三穂田町に代表されるような広大な水田地帯に生まれ変わり、市としては全国一の米の生産額であった。
しかし、2005年に合併により誕生した新・新潟市にその座を奪われ、2006年度においては全国17位となっている。
近年は生産者による「郡山ブランド野菜」の取り組みや、三菱商事復興支援財団の出資によるふくしま逢瀬ワイナリーでのワインやリキュールの製造・販売など農業の6次産業化に力を入れている。
また日和田町には福島県農業総合センターが立地しており、福島県における農業研究の拠点となっている。
市内には福島県最大の病床数を持つ総合病院や大学病院などの高度医療機関、日常的な診察や健康管理等を行う「かかりつけ医」の役割を担うクリニックなどが多数集積している。
人口10万人あたり病床数は1815.5床(全国平均1236.3床)、医師数237.5人(同226.5人)、歯科医師数111.6人(同78.2人)となっている。
なお「郡山市こども医療費助成制度」により18歳以下の市民の医療費は無料となっている。
2015年度より市内の全小中学校(小学校61、中学校28の計89校)に約2500台のタブレット端末が配備されている。
東北新幹線で東京駅から最短77分で結ばれており、郡山駅から磐越東線、磐越西線、水郡線が分岐、東北自動車道、磐越自動車道、 国道4号、国道49号、国道288号、 国道294号が縦横に結ぶ東日本でも屈指の交通の要衝であり、『陸の港』と称されている。
また磐越自動車道から北陸自動車道を経由すれば関西地方へ最短ルートで移動することが可能である。
●【百貨店・複合商業施設】
うすい百貨店、アティ郡山、モルティ、エスパル郡山、イオンタウン郡山、郡山駅東ショッピングセンター、ザ・モール郡山、オリエントパーク日和田、ショッピングモールフェスタ、ヨークタウン八山田、堤下、片平、西部ショッピングセンター
【美術館・博物館】
郡山市立美術館、日本きもの文化美術館、サロン文化美術館、郷さくら美術館、郡山市ふれあい科学館、安積歴史博物館、郡山市開成館、郡山市歴史資料館、こおりやま文学の森資料館
【大学・短期大学】
日本大学工学部、奥羽大学、郡山女子大学、郡山女子大学短期大学部、放送大学福島学習センター
【高等学校】
安積高等学校、安積高等学校御舘校、安積黎明高等学校、郡山商業高等学校、郡山東高等学校、郡山北工業高等学校、郡山高等学校、あさか開成高等学校、湖南高等学校、郡山萌世高等学校、日本大学東北高等学校、尚志高等学校、帝京安積高等学校、郡山女子大学附属高等学校、星槎国際高等学校郡山学習センター、第一学院高等学校郡山キャンパス、屋久島おおぞら高等学校郡山キャンパス
【中学校】
郡山第一中学校、郡山第二中学校、郡山第三中学校、郡山第四中学校、郡山第五中学校、郡山第六中学校、郡山第七中学校、富田中学校、大槻中学校、小原田中学校、行健中学校、日和田中学校、片平中学校、逢瀬中学校、熱海中学校、喜久田中学校、湖南中学校、安積中学校、安積第二中学校、守山中学校、緑ケ丘中学校、高瀬中学校、二瀬中学校、三穂田中学校、明健中学校、宮城中学校、御舘中学校、郡山ザベリオ学園中学校
【小学校】
行健小学校、行健第二小学校、小泉小学校、金透小学校、芳山小学校、大成小学校、橘小学校、小原田小学校、芳賀小学校、桃見台小学校、赤木小学校、行徳小学校、柴宮小学校、朝日が丘小学校、明健小学校、大島小学校、桑野小学校、富田小学校、富田東小学校、富田西小学校、小山田小学校、開成小学校、大槻小学校、白岩小学校、東芳小学校、薫小学校、桜小学校、安積第一小学校、安積第二小学校、安積第三小学校、永盛小学校、守山小学校、御代田小学校、高瀬小学校、谷田川小学校、日和田小学校、高倉小学校、熱海小学校、石莚分校、安子島小学校、上伊豆島小学校、田母神小学校、栃山神小学校、穂積小学校、三和小学校、多田野小学校、堀口分校、河内小学校、夏出分校、片平小学校、喜久田小学校、宮城小学校、海老根小学校、御舘小学校、下枝分校、緑ケ丘第一小学校、湖南小学校、郡山ザベリオ学園小学校
【特別支援学校】
福島県立郡山支援学校、福島県立あぶくま支援学校、福島県立須賀川支援学校郡山分校、福島県立聴覚支援学校
【専修学校】
今泉女子専門学校、FSG高等部、ケイセン公務員ビジネス専門学校、郡山学院高等専修学校、郡山看護専門学校、郡山健康科学専門学校、郡山テクノデザイン専門学校、郡山ドレスメーカー専門学校、郡山ヘアメイクカレッジ、郡山理容学校、国際アート&デザイン大学校、国際情報工科自動車大学校、国際ビジネス公務員大学校、国際ビューティファッション・製菓大学校、国際医療看護福祉大学校、財団法人太田綜合病院附属看護専門学校、東都国際ビジネス専門学校、東北歯科専門学校、日本調理技術専門学校、福島医療専門学校、ポラリス保健看護学院
【自動車教習所】
郡山自動車学校、西部自動車学校、富久山自動車学校、昭和ドライバーズカレッジ、中央総合自動車学校
【JR東日本 東北本線】
安積永盛駅 – 郡山駅 – 日和田駅
【JR東日本 磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)】
舞木駅 – 郡山駅
【JR東日本 磐越西線】
郡山駅 – 郡山富田駅 – 喜久田駅 – 安子ケ島駅 – 磐梯熱海駅 – 中山宿駅
【JR東日本 水郡線】
谷田川駅 – 磐城守山駅- 安積永盛駅 – 郡山駅
【道路】
国道4号、国道49号、国道288号、国道294号、福島県道6号郡山湖南線、福島県道8号本宮熱海線、福島県道9号猪苗代湖南線、福島県道13号小野田母神線、福島県道17号郡山停車場線、福島県道24号中の沢熱海線、福島県道28号本宮三春線、福島県道29号長沼喜久田線、福島県道40号飯野三春石川線、福島県道47号郡山長沼線、福島県道54号須賀川三春線、福島県道55号郡山矢吹線、福島県道57号郡山大越線、福島県道65号小野郡山線、福島県道67号中野須賀川線、福島県道73号二本松金屋線、福島県道109号安積長沼線、福島県道110号田村安積線、福島県道115号三春日和田線、福島県道116号二本松三春線、福島県道142号河内郡山線、福島県道143号仁井田郡山線、福島県道144号谷田川三春線、福島県道146号石筵本宮線、福島県道181号谷田川停車場線、福島県道182号磐城守山停車場線、福島県道188号日和田停車場線、福島県道199号安子ヶ島停車場線、福島県道200号磐梯熱海停車場線、福島県道234号舟津福良線、福島県道235号羽鳥福良線、福島県道236号青松浜線、福島県道293号江持谷田川停車場線、福島県道294号三穂田須賀川線、福島県道295号芦ノ口大槻線、福島県道296号荒井郡山線、福島県道297号斎藤下行合線、福島県道355号須賀川二本松線、福島県道376号湖南湊線、福島県道357号岩根日和田線
【観光地】
郡山ビッグアイ、布引高原、猪苗代湖、高柴デコ屋敷、雪村庵、大安場古墳、銚子ケ滝、母成グリーンライン、郡山カルチャーパーク、郡山石筵ふれあい牧場、のんびりアルパカ牧場、紅枝垂地蔵ザクラ、開成山公園の桜、笹原川千本桜
【公園】
安積山公園、荒池公園、山ノ井農村公園(うねめ公園)、逢瀬公園、大槻公園、開成山公園、薫公園、香久池公園、五百淵公園、酒蓋公園、浄土松公園、せせらぎこみち、高篠山森林公園、中町緑地、21世紀記念公園麓山の杜、麓山公園、風土記の丘公園、平成記念郡山こどものもり公園、待池公園、ゆけむり緑地
【神社・寺院】
開成山大神宮、安積國造神社、隠津島神社、隠津島神社、田村神社、鹿島大神宮、香久山神社、高屋敷稲荷神社、如宝寺、善導寺、法現寺、西方寺(蛇骨地蔵堂)、東光寺(中地大仏)
【祭事・催事】
七日堂まいり(1月)、音楽都市こおりやま ふれあいコンサート(1月)、如宝寺の節分豆撒き(2月)、ウィンターフェスタ IN KORIYAMA<新酒まつり>(2月)、音楽都市こおりやま全国合唱祭(3月)、桜まつり(4月)、郡山シティーマラソン大会(4月)、安達太良山開き(5月)、郡山市こどもまつり(5月)、ふくしまラーメンショー(5月)、高柴デコ祭り(5月)、郡山車両基地まつり(6月)、鬼子母尊神例大祭(7月)、サマーフェスタ IN KORIYAMA<ビール祭>(7月)、湖まつり 湖上花火大会(7月)、ふくやま夢花火(8月)、郡山うねめまつり(8月)、磐梯熱海温泉萩姫まつり(8月)、あさか野夏まつり 郡山花火大会(8月)、郡山布引風の高原まつり(8月)、みちのく阿波おどり in 郡山(9月)、海老根長月宵あかり~秋蛍~(9月)、うつくしまYOSAKOIまつり(9月)、安積國造神社秋季例大祭(9月)、こおりやま産業博 KORIYAMA EXPO(10月)、牧場まつり(10月)、浄土松公園まつり(10月)、唐傘行灯花火(10月)、ビッグツリーページェント・フェスタ in KORIYAMA(11月)、磐梯熱海温泉つるりんこ祭(12月)、安積国造神社大鏡餅つき(12月)
【伝統芸能】
柳橋歌舞伎、湖南の会津万歳、舘の早乙女踊り、高柴七福神踊り、獅子舞、深谷のヨーサ踊り
【グルメ・名産品】
薄皮饅頭、ままどおる、ゆべし、カンニャボ、キャベツ餅、クリームボックス、郡山グリーンカレー 、郡山ブラック、地酒、酪王カフェオレ、あさか舞、うねめ牛、鯉養殖、布引大根、日本梨、リチウムイオン二次電池
【出身の有名人】
芦名星(女優)、我妻祐太(元ジャニーズJr. ダンサー)、植木安里紗(モデル、タレント、女優)、池津祥子(女優)、石塚恵太(元ジャニーズJr. シンガーソングライター)、市野治美(漫画家)、今江千佳(女優)、岩本小弥加(モデル)、梅津泰臣(アニメーター)、大内登(元タレント)、大関正義(俳優)、おおや和美(漫画家)、影山明仁(作家)、柏原麻実(漫画家)、小林麻美(歌手)、こまるえいこ(漫画家)、斉藤暁(俳優)、相楽晴子(女性アイドル・女優)、桜庭あつこ(女優)、白鳥久美子(お笑いコンビたんぽぽのメンバー)、貴杉奈央(声優)、長沢美樹(声優)、成瀬瑛美(アイドルグループ(でんぱ組.inc)のメンバー)、西田敏行(俳優)、弐瓶勉(漫画家)、根本正勝(俳優)、野村美月(作家)、橋本まさを(ものまね芸人)、長谷部百合(漫画家)、浜津守(アニメーター)、榛野なな恵(漫画家)、日丸屋秀和(漫画家)、平季唯(シンガーソングライター)、古川日出男(作家)、麻亜里(モデル)、和田青児(演歌歌手)