【都道府県】 山梨県
【市町村】 甲府市
【面積】 212.47km2
【人口】 188,406人(2019年10月1日)
【人口密度】 887人/km2
【市役所】 山梨県甲府市丸の内1丁目18番1号
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概要
山梨県中部の国中地方に位置する市であり、同県の県庁所在地でもある。
2000年(平成12年)11月1日に特例市に指定され、2019年(平成31年)4月1日に施行時特例市から中核市に移行された。
2018年4月現在、全国の県庁所在地の中で人口が最も少ない。
市域は山梨県の中央を南北に三日月形に縦断しており、市街中心部は甲府盆地の中央北寄りに位置する。
山梨県は首都圏整備法上の首都圏に属する県であり、その位置関係から東の関東地方への志向性が強い。
甲府という名称は、1519年(永正16年)に甲斐国の守護大名武田信虎が、居館を石和(現在の笛吹市石和町)、次いで川田(現在の甲府市川田町)から躑躅ヶ崎館(現在の武田神社・甲府市古府中町)へ移した際に、甲斐国の府中という意味から甲府と命名したことに始まるものである。
市域は甲府盆地の中央部を南北に縦断する形で位置しており、周囲を奥秩父山塊、御坂山地、南アルプスなどの山々に360度囲まれたその地形を1939年(昭和14年)の一時期、市内に住んだ太宰治は、著書「新樹の言葉」の中で、「シルクハツトを倒(さか)さまにして、その帽子の底に、小さい小さい旗を立てた、それが甲府だと思えば、間違いない」と表現した。
市街中心部の標高は約250mから300mであるが、市域全体の標高差は大きく、最低部は市域南部の笛吹川付近の標高約245m、最高部は市域最北端、長野県川上村との境界にある金峰山の標高2,599mと実に標高差は2,350mに達する。
市域北側の大半は秩父多摩甲斐国立公園に属し、奇岩と渓谷美で知られる御岳昇仙峡(国の特別名勝)は山梨県を代表する観光地である。
盆地の中に位置するため夏と冬で寒暖の差が非常に激しく、夏は暑く、冬は寒いが、地理的条件の影響で標高の割りに平均気温は高めである。
かつて、甲府市の中心市街地はJR甲府駅を中心に賑わいを見せていた。
特に南口にある丸の内地区と中央地区は山梨県庁や甲府市役所といった行政施設をはじめ、百貨店やオフィスビル、多くの商店街が現在も立ち並んでいる。
戦前は「甲府会館」や「岡島百貨店」などの老舗店舗が軒を連ね、戦後は平和通りの整備と共に「甲府西武」や「ダイエー」が進出し、駅北口も丹下健三設計の「山梨文化会館」が開業するなど整備が行なわれていった。
中心市街地の全盛期は1980年代であり、「かいじ国体」や「こうふ博’89」開催に関連して甲府駅の改修とあわせて「エクラン」が開業し、「山交百貨店」の新築や「パセオ」の開業、「かすがもーる」の整備などバブル景気の波に乗り地価も上昇し、中心部は順調に発展していく。
しかし、バブル景気が終焉を迎えた1990年代に入ると状況は一変、右肩上がりだった地価は急激に下がるとともに中心街の売上げも急激に落ち込む。
さらにこの時期から郊外にショッピングセンターが相次いで開業し、中心街の客足を次々と奪っていったためその影響から中心街に多くある商店街がシャッター通り化した。
大型店舗も例外ではなく、1998年(平成10年)には「甲府西武」が、1999年(平成11年)には「ダイエー」から業態転換していた「トポス」が閉鎖した。
このように目に見える衰退が続いたことから2000年(平成12年)にPHP研究所が発行するTHE21の特集「全国自治体ランキング」において最下位の評価を受けている。
比較的東京に近いこともあり、中央本線の、特急列車(あずさ・かいじ)や中央高速バスを利用すれば、短時間で東京(特に新宿)へ行けるようになった。
双方の競争が激化して本数増発や運賃・料金値下げを繰り返したため、より東京に行きやすい環境になっており、休日には日帰りで東京へ買い物へ出かける者が多い。
江戸時代には甲州街道の宿場町として、江戸と京都を結ぶ内陸ルートの幹線の一角であった。
山梨県内には空港がないので、現状では甲府市との往来に定期航空便を利用する場合は近隣都県にある空港を利用する。
甲府駅から公共交通機関を用いた場合、空港連絡バスが直通する羽田空港と成田空港、直通する交通機関こそないものの鉄道から空港連絡バスの1回の乗り継ぎで行くことが出来る信州まつもと空港や富士山静岡空港を利用することになる。
主に山間地域の住民向けに買い物や通院で利用できるよう、コミュニティバスが運行されている。
2027年開業を目標にリニア中央新幹線の計画(一部は実験線として建設中)があり、このうち山梨県内の停車駅が甲府市南部の大津町周辺で固められているが、中心部(甲府駅周辺)からリニア駅建設予定地まで距離があることから新たな公共アクセス手段が計画されている。
甲府市域には、寺社は武田氏により保護され、城下町整備において計画的に創建や移転が行われたため数多くの寺社が分布しており、現在では武田氏に関係する歴史的観光資源としても機能している。
代表的なものでは、浄土宗の甲斐善光寺、時宗寺院の一蓮寺、臨済宗寺院の円光院、長禅寺、東光寺、法泉寺、曹洞宗寺院の、大泉寺や恵雲院、日蓮宗寺院の信立寺がある。
伝統工芸では宝石研磨や印鑑彫刻、印伝が主なもので、特に宝石産業は甲府の半独占産業でもある。また、水晶細工と印伝は、経済産業省の伝統的工芸品に指定されている。
●【山】
金峰山、黒富士、太刀岡山、弥三郎岳、水ヶ森、帯那山、愛宕山、大蔵経寺山
【河川】
笛吹川、荒川、貢川、相川、濁川、芦川
【商業施設】
岡島百貨店、セレオ甲府、ココリ、イーストモールショッピングセンターバリオ、甲府中央商店街、かすがもーる、エル西銀座、甲府銀座、春日あべにゅう、桜通り、コリドー通り、ベルメ桜町通り、弁天通り、春桜会通り、オリオン通り、朝日通り
【大学】
山梨大学、山梨県立大学、山梨学院大学、山梨英和大学
【専修学校】
宝石美術専門学校、甲府商科専門学校
【高等学校】
甲府商業高等学校、甲府第一高等学校、甲府東高等学校、甲府西高等学校、甲府南高等学校、甲府城西高等学校、甲府工業高等学校、中央高等学校、駿台甲府高等学校、山梨学院高等学校、東海大学付属甲府高等学校、山梨英和高等学校、甲斐清和高等学校
【中学校】
山梨大学教育学部附属中学校、駿台甲府高等学校、山梨学院中学校、山梨英和中学校、甲府湯田中学校、東中学校、西中学校、南中学校、北中学校、南西中学校、北東中学校、北西中学校、上条中学校、城南中学校、富竹中学校、笛南中学校
【小学校】
山梨大学教育学部附属小学校、駿台甲府小学校、山梨学院小学校、相川小学校、朝日小学校、池田小学校、石田小学校、伊勢小学校、大国小学校、大里小学校、貢川小学校、甲運小学校、国母小学校、里垣小学校、新紺屋小学校、新田小学校、玉諸小学校、千塚小学校、千代田小学校、中道北小学校、中道南小学校、羽黒小学校、東小学校、北新小学校、舞鶴小学校、山城小学校、湯田小学校、善誘館小学校
【JR東日本 中央本線】
甲府駅 – 酒折駅
【JR東海 身延線】
甲斐住吉駅 - 南甲府駅 – 善光寺駅 – 金手駅 – 甲府駅
【道路】
国道20号、国道52号、国道137号、国道140号、国道358号、国道411号、山梨県道3号甲府市川三郷線、山梨県道5号甲府南アルプス線、山梨県道6号甲府韮崎線、山梨県道7号甲府昇仙峡線、山梨県道22号甲府笛吹線、山梨県道29号甲府中央右左口線、山梨県道31号甲府山梨線、山梨県道36号笛吹市川三郷線、山梨県道102号酒折停車場線、山梨県道103号南甲府停車場線、山梨県道104号天神平甲府線、山梨県道106号中下条甲府線、山梨県道109号善光寺線、山梨県道111号緑ヶ丘運動公園線、山梨県道112号川窪猪狩線、山梨県道113号甲府精進湖線、山梨県道115号西下条音羽自転車道線、山梨県道117号小瀬スポーツ公園線、山梨県道119号愛宕山公園線、山梨県道301号白井河原八田線、山梨県道308号鶯宿上曽根線
【名所・旧跡・観光スポット】
昇仙峡、不老園、遊亀公園付属動物園、酒折ワイナリー、勝山城、甲府城跡、躑躅ヶ崎館、要害山城、武田信玄公墓所、甲斐風土記の丘
【寺院】
一蓮寺、円光院、塩沢寺、円楽寺、遠光寺、甲斐善光寺、逍遥院、信立寺、清運寺、積翠寺、大泉寺、長禅寺、東光寺、入明寺、能成寺、冨春院、法泉寺、法華寺、要法寺、龍華院、立本寺
【神社】
穴切大神社、甲斐奈神社、武田神社、玉諸神社、金櫻神社、酒折宮、二宮神社、夫婦木神社、御崎神社、八雲神社、山梨縣護國神社
【祭事・催事】
信玄公祭り、天津司舞、厄除け地蔵尊大祭、やまなし映画祭、甲府大好き祭
【名物】
鮑の煮貝、甲府鳥もつ煮、シャトレーゼ、ほうとう、御岳そば
【出身著名人】
小栗克裕(作曲家)、武内直子(漫画家)、萩原英雄(版画家)、中丸精十郎(画家)、赤羽博(テレビディレクター、演出家)、竹前重吉(映画監督)、増村保造(映画監督)、宮沢和史(ミュージシャン)、柏原崇(俳優)、柏原収史(俳優)、田原俊彦(歌手)、銀河万丈(声優)、高森奈津美(声優)、中川久美(アナウンサー)、保坂正紀(アナウンサー)、K.A.Z(ミュージシャン)、羽中田昌(サッカー指導者)、Qwai(ロックバンド)、奥山眞佐子(女優)、中村誠一(マヤ文明考古学者)、岡村真美子(ピアニスト)、平野忠彦(俳優、オペラ歌手)、飯野文彦(小説家)、岩崎正吾(作家)、鈴ノ木ユウ(漫画家)、望月たけし(俳人)、吉田紀子(脚本家)、斉藤壮馬 (声優)、サンプラザ中野くん (歌手)